iOS10正式版がリリース!新機能を総まとめ

いよいよ9月13日(日本時間14日)に、iOS10がリリースされます。
iOS10は、かなり大規模なアップデートとなり、多くの新機能の追加や、既存機能の改善が予告されています。
今回は、そんなiOS10のアップデート内容をまとめました!
Raise to Wake
「Raise to Wake」は、ロックされているiPhoneを持ち上げるだけでロックが解除できる新機能です。iPhone6s/6s Plus/SEとiPhone7/7 Plusのみ利用できます。
また、持ち上げてロック解除だけでなく、iPhoneを置くとロックされます。
ロック画面の改善
Raise to Wakeだけではなく、ロック画面はより便利になります。
それぞれの機能の詳細については、以下の記事を参照してください!
iOS10のロック画面、知っておくと便利な新機能を動画で紹介!
「リッチ通知」機能
画面上にあらわれた通知を強く押すことで、そのまま返信などの操作ができるようになります。
また、iPhone6など、3D Touch非搭載の機種についても、長押しすることでリッチ通知に対応します。
コントロールセンターのデザイン変更
コントロールセンターのデザインが変わります。
また、コントロールセンターの懐中電灯やタイマーアイコンから、時間や明るさを簡単に選ぶことができるようになります。
iMessageの大幅なアップデート
iMessageは、iOS10で多数の新機能が追加されます。
- iMessageをひらいたまま写真を撮影する
- iMessageで送信する画像やビデオにマークアップ
- iMessage内でYoutubeの動画をインライン再生
- iMessageにリンクを貼ると、プレビューが表示される
- デジタルタッチ機能でてがき文字を送信できる
- デジタルタッチ機能で写真やビデオに文字を書き込める
- バブルエフェクトで吹き出しのサイズや表示のしかたが変わる
- スクリーンエフェクトで画面全体に特殊効果
- 入力した文字をタップして絵文字に置き換える
- メッセージにリアクションを返すTapback機能
- 送信する画像に不可視インクをかける
- メッセージに自由に貼れるステッカーの追加
時計アプリ・アラームのデザイン変更や機能追加
時計アプリには、これまでの白ベースの配色ではなく、夜にみても目に優しい黒ベースの配色、通称「ダークモード」が搭載されるとみられています。
- 盤面デザインの変更
- 曜日ごとに細かくアラームの設定ができる「ベッドタイム」機能の追加
- 新しく癒やし系アラームを追加
- 「ベッドタイム」機能で睡眠時間の記録、分析
- ストップウォッチのデザインが刷新
AppStoreの改善
AppStoreは、カテゴリの分類が見直され、これまでよりアプリが探しやすくなります。
- おすすめアプリに、すでにDL済のアプリが表示されなくなる
- 検索連動型広告AppStoreAdsにより、アプリを検索した際に関連したアプリの広告が表示される
Musicアプリの改善
Musicアプリも大幅リニューアルが予告されています。
- Musicの自動ダウンロード機能
- Musicに使うメモリ容量の最大値の割り当て
- Musicアプリのインターフェイスをカスタマイズ
- Split Viewに対応(iPad)
- 歌詞の表示に対応
Photoアプリの改善
Photoアプリは、自動でスライドショーを作るPhotoMemories機能が追加されるほか、写真の内容を自動で判別して分類、検索が可能になります。
- LivePhotosの編集が可能に
- LivePhotosの撮影時にフィルターを適用できるように
- Photoにマークアップ機能で書き込みが可能に
- 明るさの調節バー追加
MAP機能の大幅強化
MAP機能は、交通案内やルート検索、渋滞情報などがより詳しくわかるようになります。
また、日本の交通機関にも対応することが発表されました。
ヘルスケアのデザイン変更、機能強化
ヘルスケアアプリは、デザインが変更され、これまでよりずっと見やすくなります。
また、ヘルスケアアプリで臓器提供のドナー登録をし、メディカルIDで知らせることが可能です。
アクティビティのシェアも簡単にできるようになります。
Safariの嬉しい機能改善
iOSの標準ブラウザであるSafariには、嬉しい改善点が2つわかっています。
まず、開けるタブの数が無制限になり、タブの一括削除も可能になりました。そして、Safari内で動画のインライン再生が可能になり、さらに音の有無で自動再生をするかどうか判別してくれます。
Homekitがスタンドアロン化して「Home」アプリに
iPhoneから家電製品のコントロールができるようになります。これまでは、Homekitを使って製品ごとにアプリを用意する必要がありました。しかし、これからはiPhoneでできるすべての操作はHomeアプリに集約されます。
Siriがより賢くなる
これまでより、さらにSiriが賢く、また人間的な会話をするようになると予告されています。
また、複数のiPhone、iPadがあるときに「Hey,Siri」と声をかけると、一番近くにあるiPhoneだけが反応するようになります。
そのほかにも多数の変更点
- 新しい壁紙の追加
- フォルダのアニメーションの変更
- 標準アプリの削除(非表示)が可能になる
- アプリに戻る、の表示が小さくなる
- iCloud desktop access機能でMacやiPadとの共有が簡単になる
- ノートがシェアできるようになる
- フェイスタイムのラグが軽減される
- Apple Watchのオススメの盤面を表示
- Web上でもApplePayの利用が可能に
- AirPlayのミラーリングの名称がAirPlayスクリーンに変更
- オーディオとビデオを別々にAirPlayできるように
- Newsアプリのデザイン変更
- プログラミングが学べるSwiftPlayGroundの追加
- Wi-Fiに接続する際、暗号化されていない場合は警告が表示されるように変更
- インターネットに繋がってないWi-Fiがわかるように
- 100種類以上の新しい絵文字の追加
- 濡れたLightningケーブルを差し込むと警告がでるように
- iPad Proで、Apple Pencilを使うと3D Touchの利用が可能に
- メールボックスでフィルターが使えるように
- iPadでメールボックスを使う際、Split Viewが利用可能に
- Game Centerアプリの削除
- RAW画像ファイルを扱える
- カメラを拡大鏡として利用可能に
まだまだ細々とした変更点はたくさんありますが、主な変更点・改善点は以上になります。
これだけ盛りだくさんな内容なのに、iOS10をいれると空き容量が増えるといわれているため、容量がカツカツな人は特にアップデートをオススメします。
(かえで)