2019年のiPhone、次世代規格「Wi-Fi 6」に対応か

Wi-Fi 6 Wi-Fi Alliance

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2019年のiPhoneには、次世代規格「Wi-Fi 6」が採用される、との予測をアナリストが発表しました。通信速度や安定性の向上に加えて、省電力というメリットがあります。

最新規格「Wi-Fi 6」に対応か

2019年に発売される次期iPhoneに、次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi 6」が採用されるだろう、とBarclaysのアナリスト、ブレイン・カーティス氏がCES 2019のまとめレポートで予測しています。
 
「Wi-Fi 6」は、「802.11ax」から名称変更された規格の呼称で、同様に「802.11n」は「Wi-Fi 4」に、「802.11ac」は「Wi-Fi 5」に変更されています。
 
「Wi-Fi 6」は、データ転送速度が向上するだけでなく、同時に通信できる機器の数が増え、コンサート会場など混雑した環境でも通信の安定性が向上するほか、スマートフォンなどの電力消費を抑えられるメリットがあります。

2019年に普及が期待される「Wi-Fi 6」

Wi-Fi 6規格に対応したルーターなどはまだ少ないですが、2019年には多くの機器が発売される見込みで、CES2019でも数多くのWi-Fi 6対応機器が展示されていました。
 
Appleは、業界団体Wi-Fi Allianceのメンバーとして、Wi-Fi 6(802.11ax)規格の制定にも積極的に関わっており、これまでの新規格にも早期に対応していることから、2019年にWi-Fi 6を採用することは考えられる、と米メディアMacRumorsは指摘しています。
 
iPhoneが次世代モバイルデータ通信規格「5G」に対応するのは2020年のモデルになる、と予測されていますが、Wi-Fiで新規格にいち早く対応することになるかもしれません。

2019年のiPhoneは1モデルにトリプルカメラ、とWSJ報道

2019年のiPhoneは3モデルが発売され、最上位の1モデルにトリプルカメラが搭載される、とThe Wall Street Journalが報じています
 
先日は、開発の初期段階のデザインとされる、3つのカメラレンズを正方形の枠で囲ったレンダリング画像が公開されて物議を醸しています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Wi-Fi Alliance
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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