【CES 2019】CES開幕!Eureka Parkにひしめくスタートアップ

ces 2019

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現地時間1月8日、米ラスベガスにおいて、世界でも最大規模のテクノロジー関連展示会CES 2019が開幕しました。メイン会場であるラスベガス・コンベンション・センター(LVCC)には大手企業が集合している一方、サンズ・コンベンション・センターにはこれから成長する可能性を秘めた新しい技術がところ狭しと並んでいます。開幕初日、あえてサンズのほうへ足を向けてみました。

存在感示すフランス企業

サンズの1階「Eureka Park」には、スタートアップ企業が集められています。昨年同様、最大の存在感を示していたのがフランスからの出展でした。160社以上のフランスのスタートアップ企業が集結し、さまざまな技術を披露していました。
 
その一例が、フランスのSterelaが開発した最大150キロの荷物を、最高時速12キロで運ぶことができる無人ロボット「TrolleyBOT」です。自動運転に関心が集まる一方、配送や輸送などに使える無人ロボットの開発も進んでいます。
 

今年は注目度高し!「J-Startup」

昨年は日本企業の出展がとても地味で目立たなく、少々失望させられましたが、今年は違いました。「J-Startup」の大きなサインのもと、日本貿易振興機構(ジェトロ)が採択した企業22社が製品や技術を披露し、多くの人を集めていました。
 
CES 2019
 
とにかく拍手だけしてくれるロボット「BigClapper」がブースを賑やかにする一方、Groove Xのコミュニケーションロボット「Lovot」は愛らしい姿で来場者を癒やしていました(CES会場には着物を着たバージョンも)。また耳をふさがずに音楽が楽しめるイヤーカフ型イヤホン「ambie(アンビー)」も、今年アメリカでも発売されるとあり、注目を集めていました。
 
CES 2019

 
 
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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