11インチiPad Pro用OLED増産中も、本格的な出荷枚数増加は製品発売後?
11インチiPad Pro用有機EL(OLED)ディスプレイを当初は独占製造していたSamsung Displayの歩留まり率が低く、急遽、LG Displayも製造を開始したことに関し、本格的な出荷枚数増加は来月の製品発売後となるかもしれません。
やはり、新型11インチiPad Proの購入を予定している場合、予約受付開始後すぐの注文が無難そうです。
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今月から11インチOLEDディスプレイの増産本格化
LG Displayによる11インチOLEDディスプレイの製造が2024年第1四半期(1月〜3月)に開始されており、第2四半期(4月〜6月)以降に製造規模の拡大が図られると韓国メディアが伝えています。
4月から製造規模拡大が図られているとしても、実製品への搭載、製品の完成までには複数の工程を経るため、やはり5月7日と予想される新型iPad Proの発表および予約受付開始時には在庫数が少ない可能性が高そうです。
新型iPad Proの発売予想日は、5月10日(金)
その場合、お届け予定日時について発売予想日の5月10日からの遅れがすぐに生じるでしょう。
また、新型iPad Proに対応するApple Pencil(第3世代)と新型Magic Keyboardを一緒に購入される方も多いと予想されます。
新型iPad Airの初期在庫数不足の懸念は現時点ではなし
新型iPad Proの13インチモデルについて、OLEDディスプレイの供給枚数不足との情報はありません。
また、同時に発表される見通しの新型iPad Airは、10.9インチモデルはディスプレイ種別がiPad Air(第5世代)と同じであり、製造に難渋することはないでしょう。
また、新型iPad Airの12.9インチ液晶ディスプレイについても供給枚数不足の可能性は低く、ある程度の初期在庫数が確保される見通しです。
Source:The Elec
Photo:Apple Hub/Facebook