12インチMacBookの開発計画なし〜著名記者が2023年の新製品予想とともに投稿

12 MacBook AD_1200_2

12 MacBook AD_1200_2
 
Bloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」で、2023年に発表されるAppleの新製品に関する予想を伝えました。同記者はその中で、新型12インチMacBookの開発計画はないと述べています。

新型Mac Proの筐体は変更なし、Mac Studioとのすみ分けは?

同記者が2023年に発表されると予想するAppleの新製品は、M2 ProとM2 Maxを搭載するMacBook ProM2 Ultraを搭載し拡張性に優れる新型Mac Pro15インチMacBook Air新型HomePodです。
 
新型Mac Proの拡張性についてガーマン記者は、メモリの増設はできなくなるが、SSD増設用スロットを2基搭載、アップグレード用のグラフィックカードやメディアおよびネットワークカード用スロットも備えると説明しています。
 
ただし、現行モデルのように、Appleシリコン搭載モデルでもAMD Radeon Proシリーズグラフィックカードを搭載し、Afterburnerを増設できるのかの説明はなされていません。
 
Appleシリコンを搭載する新型Mac Proは、筐体のサイズが現行モデルの半分程度になると噂されていましたが、同記者が把握している最新情報では、現行モデルと変わらないとのことです。
 
新型Mac Proの登場で微妙な位置づけとなるMac Studioの新型についてガーマン記者は、同製品にもM2 Ultraが搭載され選択可能な最大メモリ容量が増えると、読者からの質問に回答しています。

新型12インチMacBookなど、上記以外の製品

ガーマン記者は、iPadやiPad Air、iPad miniの新型が発表されるとしても、システム・オン・チップ(SoC)の刷新以上の変化はないと予想しています。
 
Apple WatchやAirPodsも同様と同記者は述べていますので、Apple Watch Series 9へのアクションボタン搭載は期待できそうにありません。
 
24インチiMacの新型はM3待ち(2023年末〜2024年)で、27インチiMac後継モデルが発表される可能性もあるが高くはないと、ガーマン記者は考えています。
 
ただし、これら以外の、iPad Pro、Apple TVの新型が年内に発表されることはないとのことです。
 
一時、Appleが開発中との噂があった新型12インチMacBookについてガーマン記者は、現在、開発は行われていないと伝えています。
 
M2搭載MacBook Proに残っているTouch Barの将来性について同記者は、「このモデルは開発コストを抑え、開発期間を短縮する目的でM1搭載MacBook Proを大きく変えず継続してTouch Barを搭載したが、いずれ廃止される」との考えを示しています。

iOS/iPadOS17の変更点は少ない?

次期OSについてガーマン記者は、iOS17とiPadOS17のコードネームは「Dawn」、macOS 14のそれは「Sunburst」とApple社内で呼ばれていますが、拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセット用のxrOS(社内コード:Borealis)の開発に注力していることで、iOS17とiPadOS17およびmacOS 14の変更点はそれほど大きなものにはならないと考えています。
 
iPhone15シリーズの変更点に関するガーマン記者の予想は既報通りで、Proシリーズは筐体素材がチタニウム合金に変更され、物理ボタンに代えて感圧式ボタンを採用、iPhone15とiPhone15 PlusにもDynamic Islandが導入されるほか、全モデルにUSB-C端子が搭載される見通しです。
 
 
Source:Power On
Photo:Appledsign/Facebook
(FT729)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

特集

目次