【2020年】買って、使って良かった製品、失敗した製品

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筆者が2020年に自費で購入もしくは試用させていただいた製品の中から「買って良かった製品」「使って良かった製品」「買って失敗だった製品」を振り返ってみました。
 
自腹購入!買って良かった製品5選
製品提供で使ってみて良かった製品
今年買って失敗した製品はノーブランドのアクセサリー
 

自腹購入!買って良かった製品5選

5位!
Bang & Olufsen【B&O PLAY EARSET】

 
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5位は、Bang & Olufsenのワイヤレスイヤホン、B&O PLAY EARSETでした。
 
筆者はこれまでBose QuietControl 30ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンを室内および外出時に使っていましたが、通話時の音声が聞き取りにくいと複数名から指摘を受けたこと、新型コロナウイルス感染症の影響でテレワークが主になったことから、通話用のイヤホン購入を検討しました。
 
EARSETは、快適な掛け心地と音質で評価の高かった「Bang & Olufsen A8」のワイヤレス版ともいえる形状です。オープン型イヤホンであるため音漏れしますが、耳への負担が軽いこと、Bose QuietComfort 35 Ⅱも含めて比較しても、通話時の音質への評価が相手方から最も高かった点が、買って良かったと思った理由です。
 
充電はUSB-C端子で行います。連続再生時のバッテリー駆動時間が5時間と短いのが難点です。EARSETは現在、生産完了品となっており、購入するにはAmazonなどの在庫品でしか入手できません。
 

4位!
Apple【Apple Watch Series 6】

 
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4位は、Apple Watch Series 6でした。
 
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それまで使用していたApple Watch Series 5 Editionと筐体デザインは同じですが、明るくなったディスプレイで視認性が向上している点が文字盤の見やすさに繋がっており、地味ながらも良い改良だと評価しています。また、高度計の精度も筆者のテストでは誤差が少なく、「ヤマレコ」アプリなどを使いながらの軽登山で役に立ちそうです。
 
新機能の血中酸素ウェルネスは思った以上に誤差が大きく、Appleが案内している通り医療用途として捉えず、運動時の血中酸素濃度変動の指標にするのが良いと思われました。
 

3位!
Apple【iPhone12 Pro】

 
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3位は、iPhone12 Proでした。
 
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筆者は今年、iPhone11 Proのミッドナイトグリーン、ストレージ容量256GBモデルから、iPhone12 Proのパシフィックブルー、ストレージ容量256GBに買い替えました、
 
ディスプレイパネルが2.5Dガラスではなくなったことと、フレーム側面がフラットになったことでディスプレイ保護ガラスフィルムが貼りやすくなった他、AppleのiPhone12シリーズ用ケース下部の切り欠きがなくなってフレーム全面が保護されるようになるなど、余計な気を使う必要がなくなりました。
 
iPhone12 Pro Maxのようにカメラが大きく進化したわけではないため特筆すべき点はありませんが、デザインは高級感が増したように感じ、所有欲を満たしてくれています。
 

2位!
Anker Japan【Anker PowerCore III Fusion 5000】

 
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2位は、Anker PowerCore III Fusion 5000でした。
 
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筆者はAnker Japanが2019年に発売を予告したAnker PowerCore Fusion 10000の発売を楽しみに待っていましたが、同製品は日本国内で販売されないことになり、代替品としてAnker PowerCore Fusion Power Deliveryを購入しました。しかし、この製品はバッテリー容量が5,000mAhにも関わらずPowerCore Fusion 5000よりも重く、大きいため使用頻度も低下していました。
 
そのような状況下でAnker PowerCore III Fusion 5000が発売されたことからすぐに購入、納得できる大きさと、電源アダプタを兼ねる使い勝手の良さで、最も持ち出す機会の多いモバイルバッテリーになりました。
 

1位!
Apple【13インチMacBook Pro(2020年モデル、Intelプロセッサ)】

 
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1位は、第10世代Intel Coreプロセッサを搭載、シザー式キーボードに変更された13インチMacBook Pro(2020年モデル)でした。
 
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13インチMacBook Pro(2016年モデル)から本製品に買い替えたわずか半年後に、価格は安く、性能の高いM1チップ搭載13インチMacBook Proが発表されるという経験は、iPad(第3世代)を買ったらすぐにiPad(第4世代)が発売されたことを思い出させてくれました。
 
価格差を気にしないようにすれば(当然、気になるのですが・・・)、最上位モデルをベースにメモリを32GBに、ストレージ容量を2TBにして長く使おうとしていましたので性能面での不満はなく、バタフライキーボードからシザー式キーボードになったことでタイピングも快適になり、満足しています。
 
また、13インチMacBook Pro自体の評価に加え、トラックパッドカバーのNumsや、Moshiの「moshi iGlaze for MacBook Pro 13(2020)」などで自分仕様に仕立てていることも満足度を向上させたポイントです。
 

製品提供で使ってみて良かった製品

Moshiの「Lounge Q ワイヤレス充電器」

 
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スマホアクセサリーの人気ブランドMoshiが今年8月に発売したワイヤレス充電器「Lounge Q ワイヤレス充電器」は、筆者が今年手にしたワイヤレス充電器で最も気に入った商品です。
 
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本製品には充電パッド部分を位置調整できるステンレスレールがついており、iPhoneを縦置きでも横置きでも充電可能です。
 
筆者は15Wでワイヤレス充電可能なMagSafe充電器を購入、他の有名ブランドのパッド型ワイヤレス充電器も使用していましたが、使い勝手の良さからこの製品のみを使っています。
 
iPhone11 Proにmoshi Altra iPhone11 Pro用ケースを装着した状態では、充電パッドとiPhoneの間に多少の隙間があっても充電されましたが、iPhone12 ProにサードパーティーのTPU製クリアケースを装着したところ、きちんと密着させないと充電されないようになりました。
 
ただし、Lounge Q ワイヤレス充電器のクイックスタートガイドには、「充電時にはそれぞれの中心をあわせる」と記載されていますので、あくまでもケースとの相性問題が原因であり、ケースを外せば常に問題なく充電されています。
 

Anker JapanのUSB内蔵延長ケーブル「Anker PowerPort Strip PD」

 

 
モバイルバッテリー関連製品で人気のAnkerからは、今年も多くの新製品が発売されましたが、Anker Japanから製品を提供頂き試用した「Anker Power Stripシリーズ」は、筆者がこれまで使ってきた電源タップの中でも最も満足度の高い製品です。
 
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Anker Power Strip PD 3、Anker Power Strip PD 6のいずれも1つのUSB-C端子と2つのUSB−A端子を内蔵しており、電源タップとそれに挿していた電源アダプタを1つにまとめることができました。
 
いつも、USB-C端子を使ってiPad Pro(2018年モデル)を充電、USB-A端子を使ってワイヤレスヘッドホンの充電を行っています。寝室のベッドサイドコンソールにAnker Power Strip PD 3を置いて使用していますが、インジケーターランプが明るすぎないのが好ましい点です。
 
それまで使用していた4個口の電源タップは個別にスイッチランプがついており、ランプが明るすぎて就寝時に気になっていました。Anker Power Strip PD 3のインジケーターランプはLEDで輝度は高いながらも、明るすぎて気になるということはありません。
 
現在、Anker Power Strip PD 3を寝室で、Anker Power Strip PD 6を書斎で使用していますが、提供レビュー後もリビング用に買い増しを検討しています。日本未発売の「Anker USB C Power Strip Surge Protector for Home Office」が発売されたら、そちらも購入したいと考えています。
 

Moshiの高機能モバイルバッテリー「IonGo 5Kシリーズ」

 
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MoshiのIonGo 5Kシリーズは、筆者が使っているのを見て友人や同僚が購入したという点で、他者から最も注目された製品でした。
 
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IonGo 5KシリーズはLightningケーブルとUSBケーブルを内蔵しており、小型電源アダプタと組み合わせてiPhoneやiPadをパススルー充電できることからモバイルバッテリーの充電し忘れがなく、これらの組み合わせでも十分小さく収まります。それ以上に周囲が注目したのは、デザイン性でした。
 
IonGo 5Kシリーズは電源アダプタを含めても軽く、体積も小さく収まる上に、キーケースのようなレザーカバーで包まれており、メカ感が薄い点が特に女性の注目を集め、数名が購入、満足して愛用しているとの評価を聞いています。
 

今年買って失敗した製品はノーブランドのアクセサリー

ちなみに今年買って失敗したと感じたのは、Amazonで購入したノーブランド(無名)の、激安Lightningケーブルセットです。この商品は、1メートル、2メートル、3メートルと長さの異なるケーブルが5本セットになっており、レビュー評価も4.5程度と良好で価格も1,000円程度と安かったので、試しに買ってみました。
 
ケーブルは編み込み被覆で柔らかく、使い勝手は良かったのですが、家族がiPhone7にこのケーブルを挿した状態で誤って高さ50cm程度からフローリングの床に落としたところ、Lightning端子の金属部分だけが離断し、危うくそれがiPhone7のLightning端子内に残存するところでした。
 
たまたま、抜け気味に離断しましたので金属端子をペンチで抜くことが出来ましたが、iPhone7内にそのまま残ってしまっていたら修理が必要になったでしょう。これまで、Ankerのケーブルや、Apple純正ケーブルでも同じように落としてしまったことがありましたが、金属端子が離断したことはなく、ケーブルが抜けるか、差し込まれたままかという状態でした。
 
金属端子が離断するというのは初めての経験だっただけに、「安物買いの銭失い」を思い出し、多少の金額差よりも信頼性が大切だと実感しました。
 
 
(FT729)

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この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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