現在のiPhone X生産台数は1日1万台以下、ブラッシュゴールドの発売は遅れる?
いよいよ明日12日午前10時(日本時間では13日午前2時)に発表が迫ったiPhone Xですが、現在の生産台数は1日1万台以下と非常に少なく、深刻な品不足状態が当面続くと、著名アナリストが述べています。
iPhone Xの生産台数は1日わずか1万台以下
Apple関連情報の正確さで知られるKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が、現地時間9月11日に投資家向けに配布したメモにおいて、今月末の発売が見込まれているにも関わらず、有機EL(OLED)を搭載したiPhone Xは、現在1日に1万台以下しか生産されていない、と報告しています。
そのため発売当初だけでなく、当面は深刻な品薄状態が続くだろうと予測しています。iPhone Xの在庫不足が年末のホリデイシーズンまで継続する可能性があることについては、先日Wall Street Journalも報じていました。
ブラッシュゴールドはあとから発売される可能性も
またiPhone Xについては、特に新色のブラッシュゴールド(クオ氏は「ゴールド」とのみ記している)の製造において問題が発生しているため、最初の生産台数がさらに少なくなっているとしています。そのためゴールドモデルだけは、ほかのカラーモデルよりもあとから発売される可能性もあるとのことです。
これが以前、Rosenblatt証券アナリストのジュン・ザン氏が指摘していた「メタルフレームの問題」なのかどうかは不明です。
これまでの情報によれば、iPhone Xはブラック、シルバー、ブラッシュゴールドの3カラー展開で、ベゼル部分はどのカラーモデルにおいても黒になる、といわれています。
12日の新製品発表会では、iPhone X、そしてマイナーアップデート版であるiPhone8/8 Plus(以前はiPhone7/7 Plusと通称)、単独でのLTE通信が可能なApple Watch Series 3、4Kビデオに対応するApple TV 4Kが発表される見通しです。
Source:MacRumors
Photo:YouTube(Danny Winget)
(lunatic)