スマホで使っているSNSアプリ、Instagramが増加、FBは下降傾向

スマホ アプリ ロイヤリティフリー画像 Pixabay

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MMD研究所はスマートフォンを所有する20〜69歳の男女568人を対象に「2016年スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査」を実施、12月15日にその結果を公開しました。調査期間は12月6日〜8日となっています。

FBは40%で首位、しかし年々下降傾向に

SNS、コミュニケーションツールについて聞いたところ、「現在利用している」という回答がもっとも多かったのはFacebookで40.0%、次いでTwitterが39.8%、3位がInstagramで23.2%でした。
 
ただしトップのFacebookが2014年12月に52.0%とピークに達して以降、毎回の調査で下降傾向をたどっている一方、Instagramは2014年7月以来調査ごとに上昇を続けています。
 
MMD研究所 スマホアプリ

利用が多いのはゲーム、SNS、ニュース

コミュニケーションアプリ以外で2016年にもっとも使ったアプリのジャンルを尋ねると、ゲームが14.6%ともっとも多く、次がSNSで12.9%、3位がニュースで10.6%という結果となりました。
 
前回の2016年7月の調査と比べるとゲーム、SNS、ニュースが増えています。
 
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動画サイトでの視聴が増加傾向に

スマートフォンでの音楽利用状況について尋ねると、iOSユーザー(N=368)の74.2%、Androidユーザー(N=196)の45.4%がスマホで音楽を聴いていると回答、iPhoneなどのiOSデバイスで音楽を視聴するユーザーがさらに増えていることがわかりました。
 
続いてスマホで音楽を聴いていると回答した人を対象に、その音楽利用状況を聞いたところ、iOS、Androidともに「YouTubeなどの動画サイト」での音楽視聴が増加傾向にあり、有料音楽配信や定額制音楽配信サービスは前回調査より減少傾向にありました。
 
11月には音楽配信のSpotifyが日本でサービスを開始していますが、今回の調査を見る限りでは、現時点ではまだあまり大きな影響を与えてはいないようです。
 
MMD研究所 スマホアプリ

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Source:MMD研究所
Photo:Pixabay
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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