【注意】MacにもiOSと同じ脆弱性!早めにセキュリティアップデートを!

OS X El Capitan 10.11.6 ベータ

OS X El Capitan 10.11.6 ベータ
 
Appleは、Mac向けのセキュリティアップデートを公開しました。iOSで存在が明らかになった、標的型攻撃に対する脆弱性を修正しています。

iOS9.3.5で修正した脆弱性がMacにも!

Appleが公開したセキュリティアップデートは、OS X 10.10 YosemiteとOS X 10.11 El Capitan、Safariを対象としており、「Pegasus」と呼ばれる標的型攻撃に対する脆弱性に対応しています。
 
Macユーザーの方は、可能な限り早く、Mac App Storeからダウンロードし、アップデートを適用することを強くお勧めします。

iOSはiOS9.3.5で対応済み

先週配信されたiOS9.3.5で修正された脆弱性は、攻撃者から送られたURLをクリックしただけで、端末にマルウェアが送り込まれるものです。
 
マルウェアは、端末を「iPhoneの使用制限を解放」した状態にして、メッセージや連絡先のほか、GmailやFacebookなどのサードパーティアプリ内の情報を攻撃者に送信するため、端末内の情報がごっそり盗み取られてしまいます。

 
iOS9.3.5
 
この危険性については、日本の情報処理推進機構(IPA)も、すぐにアップデートするよう緊急の注意喚起を行っています。

 
 
Source:Apple Insider1, 2
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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