Apple Watchには画面焼付き防止機能が搭載されている? 特許情報からの予想

    Apple Watch Series 6_EAP

    Apple Watch Series 6_EAP
     
    現地時間2020年7月9日に、米国特許商標庁(USPTO)にて公開された特許から、Appleは、Apple Watch画面焼付き防止機能を搭載することを計画していることが確認されたと、AppleInsiderが報じています。同メディアによれば、本機能の一部は、Apple Watch Series 5に既に搭載されている可能性もあるとのことです。

    特許名:「画面焼き付き軽減を備えた電子デバイス」

    Apple Watch burn patent
     
    今回公開された特許は、「画面焼き付き軽減機能を備えた電子デバイス」に関するものです。本特許の出願は2019年2月15日に行われていることから、AppleInsiderはこの機能の一部は、Apple Watch Series 5に既に搭載されているかもしれないと伝えています。
     
    この特許には、同じ場所に同じアイコンが表示され続けるなどで、有機EL(OLED)の画面に焼き付きが発生する可能性を低減するアイデアが含まれています。
     
    AppleInsiderは、使用していない場合はスリープ状態に移行するiPhoneよりも、常時表示を実現したApple Watchの方が画面焼き付きが発生する可能性が高いことを、本特許がApple Watchを想定しているだろう理由にあげています。

    実際の動作は?

    本特許がApple Watchで実現された場合、ユーザーにはわからない程度に、文字盤の数字やバーインデックスの表示を、ピクセルレベルで動かし続けることで、同じ表示をし続けることで発生する画面焼き付きを防ぐ可能性があるようです。
     
    2021年モデルとして登場する可能性のあるApple Watch Series 7には、画面焼き付きの心配のない、マイクロLEDディスプレイが、OLEDに代えて搭載される可能性があると、LEDinsideが報じています。
     
     
    Source:USPTO via AppleInsider
    (FT729)

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