ロジクール、「Logi Options」をM1チップにネイティブ対応

Logi Optionsのスクリーンショット

Logi Optionsのスクリーンショット
 
ロジクールが同社のマウス&キーボードユーティリティである「Logi Options」をアップデートし、M1チップにネイティブ対応させました。
 
これまでは後継の「Logi Options+」のみがM1チップにネイティブ対応していましたが、未対応の機器も多く、Logi Optionsしか使えないデバイスを持つM1 Macユーザーに朗報といえます。

M1チップにネイティブ対応した「Logi Options」

ロジクールは2022年5月31日に同社のマウス&キーボードユーティリティである「Logi Options」のMac版をアップデートしました。
 
この新しいLogi Options(バージョン 9.60.116)では、M1チップ搭載Macをサポートしたことが更新履歴として明記されています
 
M1チップにネイティブ対応したLogi Options
 
これまではRosetta 2を利用して動作していたLogi Optionsですが、M1チップにネイティブ対応したことで動作速度や安定性の向上が期待されます。
 
筆者が試したところでは、これまではMission Controlをマウスのボタンに割り当て、2回連続でMission Controlを呼び出すと2回目が反応しませんでしたが、アップデート後は反応するようになりました。
 
これがM1チップに対応したことによる効果なのか、バグ修正による改善なのかは不明です。

ユニバーサルコントロールには未対応?

Logi OptionsとLogi Options+の違いの1つに、ユニバーサルコントロールへの対応が挙げられます。
 
Logi Options+ではユニバーサルコントロールで接続されたiPad上でマウスのホイールによるスクロールができるといわれていますが、Logi Optionsでは最新バージョンへのアップデート後もスクロールができませんでした
 
ロジクールはLogi Options+でサポートするマウスやキーボードを今後増やしていくとしており、手持ちのデバイスがLogi Options+でサポートされるのを待つしかなさそうです。

 
 
Source: ロジクール, MacRumors
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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