iOS15.6ベータ2でApple Musicアプリのバグが修正

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Apple MusicのアプリをApp Storeから再インストールすると自動的にDockに入り、そこにあったサードパーティーの音楽アプリを置き換えてしまうバグが、iOS15.6ベータ2で修正されたことがわかりました。

iOS15.6ベータ2で修正

5月の始めに、SpotifyアプリをiPhoneのDockに入れた状態でApple Musicアプリを再インストールすると、ドックにあるSpotifyアプリを自動的に置き換えてしまうバグが報告されました。
 
YouTuberのアーロン・ゾロ氏(@zollotech)が、現在ベータ2が配信中のiOS15.6では、このバグが修正されていることを発見、Twitterで報告しています。
 

他社アプリの排除が目的ではない

このバグについては、AppleがApple Musicの競合アプリを排除するための仕様ではないかとの意見もありましたが、米メディア9to5MacがiOS15のコードを分析したところ、これはApple Musicを単にDockに自動的に追加するという設定だったとのことです(つまり他社アプリを排除するのが目的ではない)。
 
同メディアによると、iOSの内部ファイルでは各アプリのホーム画面上のデフォルトの位置が指定されており、iPhoneをリストアすると各アプリがその位置に配置されるようになっています。
 
AppleはApple Musicアプリが削除され、再インストールされるというケースを想定しておらず、Apple MusicをデフォルトでDockに配置するようにコード記述していたのではないかと、9to5Macは推測しています。
 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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