iOS12.1.3とmacOS Mojave 10.14.3のベータ4が公開

    iOS12 WWDC

    iOS12 WWDC
     
    Appleは現地時間1月10日、iOS12.1.3のベータ4とmacOS Mojave 10.14.3のベータ4を開発者向けに公開しました。パブリックベータも登録ユーザー向けに公開されています。

    ベータ3から3日でベータ4が公開

    iOS12.1.3macOS Mojave 10.14.3のベータ4は、現地時間1月7日に公開されたベータ3から3日での公開となりました。
     
    いずれも、新機能の追加などはなく、バグ修正やパフォーマンス向上が中心のアップデートとみられています。
     
    ベータバージョンの公開間隔が狭まっていることから、正式版の公開が近づいていると考えられます。
     
    パブリックベータは、Apple Beta Programに登録すれば無料で使うことができますが、正式公開前のバージョンであり、不具合が残っている場合もありますので、日常的にメインで使用する端末にインストールすることはおすすめできません。

    iOS12.1.2は異例のバージョン

    iOSの現時点での最新版は現地時間12月17日に公開されたiOS12.1.2ですが、iPhoneにしかインストールできず、同じバージョンでありながらビルド番号が2つ存在する、異例のバージョンとなっています。
     
    これは、iPhoneの一部機能が自社の特許を侵害しているというQualcommの主張を中国の裁判所が認め、一部モデルのiPhoneの輸入と販売を禁止する予防的差止命令を下したことへの対応として緊急リリースされたためです。
     
    そのため、最新のiOSをインストールしたiPadのバックアップからiPhoneを復元できないという現象が発生しています。
     
    iOS12.1.3の正式版が公開されれば、この問題は解消するとみられます。

     
     
    Source:MacRumors (1), (2)
    (hato)

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