Apple、iOS12.1.2のビルド番号が異なる新バージョンを公開

iOS12.1.2 MacRumors

iOS12.1.2 MacRumors
 
Appleは、iPhone向けにiOS12.1.2の新しいアップデートを公開しました。先日のアップデートとバージョン番号は同じですがビルド番号が異なります。

ビルド番号の異なる2つの「iOS12.1.2」

Appleが現地時間12月20日にiPhoneのみを対象として公開したiOS12.1.2は、ビルド番号が「16C104」であり、17日に公開されたiOS12.1.2のビルド番号「16C101」とは区別されています。
 
ビルド番号「16C104」のiOS12.1.2は、先日公開されたビルド番号「16C101」のiOS12.1.2をインストールしている端末にWi-Fi経由ではダウンロードができません。
 
しかし、筆者がiPhoneをMacのiTunesにつないだところ、ビルド番号「16C104」のiOS12.1.2がインストールできました
 
iOS12.1.2「16C104」
 
Appleは前バージョンからわずか1週間でのアップデートとなったビルド番号「16C104」のアップデート内容について情報を公開していませんが、小規模なバグ修正などが行われているのだろう、と米メディアMacRumoesは推測しています。

中国でのiPhone販売禁止判決に対応か

先日公開されたiOS12.1.2は、日本やアメリカのユーザー向けリリースノートには、eSIMアクティベーションやトルコでのモバイルデータ通信の問題を修正した、と記されていました。
 
iOS12.1.2
 
しかし、中国向けのリリースノートには、アプリを強制終了する際のアニメーションを変更した、と記載されています。
 
これは、中国の裁判所がAppleに特許を侵害されたとするQualcommの主張を認め、iPhoneの販売を停止する予防的差止命令を下したことに対応し、Appleが予告していたアップデートとみられます。
 
MacRumorsが共有した以下の動画を見ると、強制終了されたアプリ画面が小さくなりながら消える動作をしているのが分かります。
 

 
なお、現地時間12月20日には、ドイツの裁判所もQualcommの主張を認める判断を下し、AppleはApple Storeでの旧モデルiPhonenの販売を中止する方針を明らかにしています。
 
 
Source:MacRumors
(hato)

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