アップル、名門ナポリ大学と共同でiOSデベロッパーのためのアカデミーを創設

ナポリ大学 アップル ios

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アップルとナポリ大学は共同声明で、世界初のiOSデベロッパーのためのアカデミーを2016年10月に新キャンパス内に設立することを明らかにしました。

App Storeでのアプリ・リリースが目標

1月にもiOSアプリ開発センサーをナポリに開設することが発表されていましたが、いよいよその内容が判明しました。ナポリ大学と共同で、アップルが同大学の新キャンパスにアカデミーを創設するというものです。
 
学生に課されるカリキュラムのうち、9ヶ月間はアップルが授業設計やサポートを担当し、iOSについて学習を深めます。最初のセメスターでは、学生のiOSソフトウェア開発スキルを高め、次のセメスターではスタートアップやアプリのデザインについて学びます。最終的には、App Storeでアプリをリリースすることが目標です。また施設には研究所が併設され、アップルが提供する最新のハードウェアやソフトウェアに触れることが可能です。

世界初の試みとなるが

ナポリ大学 アップル ios
 
ヨーロッパのみならず世界でも初となる、名門校とアップルによるiOSデベロッパーのための公式アカデミーとなるだけに注目が集まりますが、App Storeという巨大プラットフォームが新たな雇用、そして素晴らしいアイデアを創出し続けていることを思えば、こうした流れが今後も世界各地で加速していくことは間違いありません。ちなみに、ヨーロッパではアップル関連によって140万人以上の雇用が創出され、イタリアだけでも75,000人の雇用がApp Storeによるものなのだとか。
 
なお、応募したい学生はナポリ大学のウェブサイトから申請、オンラインテストを経て、面接へ臨むこととなります。
 
 
Source:MacRumors
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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