iPhone13 Pro搭載のLTPO-OLEDの出荷数がLTPSを上回る見通し

 
DigiTimesが、低温多結晶酸化物（LTPO：Low Temperature Polycrystalline Oxide）有機EL（OLED）ディスプレイパネルの出荷数が、多結晶低温ポリシリコン（LTPS：Low Temperature Polycrystalline Silicon）OLEDディスプレイパネルの出荷数を上回る可能性が高いと報じました。

iPhone13 ProシリーズのProMotionディスプレイとして搭載

LTPO-OLEDディスプレイパネルはiPhone13 Proシリーズに搭載、高リフレッシュレートと低消費電力を両立していることでiPhone12 Proシリーズでは幻に終わったProMotionが実現されました。
 
現在、スマートフォンメーカー各社がフラッグシップモデルへのLTPO-OLEDディスプレイパネル搭載を推し進めていることから、LTPS-OLEDディスプレイパネルの出荷数を上回る可能性が高いとDigiTimesは述べています。

iPhone14でサプライヤー、iPhone15で採用モデル増加と噂

iPhone13 ProシリーズのLTPO-OLEDディスプレイパネルはSamsung Displayが供給していますが、iPhone14 ProシリーズではLG Displayも供給すると噂されています。
 
また、iPhone15シリーズでは全モデルがLTPO-OLEDディスプレイパネルを搭載すると噂されています。
 
iPhone向けLTPO-OLEDディスプレイパネルの十分な供給数を確保するため、中国BOEも同パネルの試作を行っていると噂されています。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Apple Hub/Facebook
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