AppleシリコンMac発表を控え、アプリ開発者向けの1対1説明会が開催

Appleシリコン Mac セッション 案内

Appleシリコン Mac セッション 案内
 
Appleが、Appleシリコン搭載Macの発表を前に、Appleの技術者から説明を受けられるセッションにmacOSアプリ開発者を招待しています。AppleシリコンMacは、11月のイベントで発表されるとの噂があります。

11月4日〜5日にセッションを開催

Appleは、6月の世界開発者会議(WWDC 2020)で自社開発プロセッサ、Appleシリコンを搭載したMacを2020年中に発売すると発表しました
 
Appleは、Mac miniの筐体にA12Zプロセッサを搭載した開発者向けの移行キット(Developer Transition Kit)の貸し出しを受けている開発者に、Apple技術者から1対1で説明が受けられるセッションの案内を送っています。
 
現地時間11月4日〜5日に開催されるセッションは完全予約制で、Appleは「iPhone、iPad、AppleシリコンMac向けMac用アプリのガイダンスが受けられる」と説明しています。
 
Appleシリコン Mac セッション 案内
 

AppleシリコンMac発表に向けたアプリ開発加速が目的か

Appleはセッションの具体的な開催目的を明かしていませんが、現地時間11月17日に開催されると噂されるイベントでのAppleシリコンMac発表に向けて、アプリの準備を進めるためではないか、と米メディア9to5Macは指摘しています。
 
Appleは現地時間10月28日、macOS Big Sur 11.0.1を開発者向けにリリースしたばかりです。macOS Big Sur 11のGM(最終ベータ)のリリースよりも先に次バージョンのベータを公開したのは、iOS14.1のGMよりも先にiOS14.2ベータがリリースされたのと同じく、情報の流出を防ぐためとみられます。
 
10月に入って、Appleシリコン搭載Macとみられるモデル情報がユーラシア経済委員会に登録されていることが発見されたほか、Bluetooth技術の業界団体Bluetooth SIGにも「B2002」なる製品情報の登録が確認されています。
 
 
Source:9to5Mac, MacRumors
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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