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2019年9月23日 00時39分

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iPhone11シリーズ、バッテリー劣化による性能への影響を軽減

iFixit iPhone11 Pro Max バッテリー
 
iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Maxには、バッテリーが劣化しても最大限の性能が発揮できる、進化した電源管理システムが搭載されていることが分かりました。iOS13.1では、バッテリーの劣化したiPhone XS/XRの最大性能が抑制されるのではないか、とも推測されています。

iPhone11シリーズはバッテリー劣化の影響を軽減

Appleは、現地時間9月20日付けで「iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Maxバッテリーとパフォーマンスについて」と題したサポート文書を公開しました。
 
Apple「iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max のバッテリーとパフォーマンスについて」
 
Appleは、iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Maxには電源を管理するソフトウェアとハードウェアが組み込まれており、バッテリーが劣化してもiPhoneの性能への影響を低減する、と説明しています。
 

新しく組み込まれたソフトウェア/ハードウェアシステムは、自動で常時働き、時間の経過に伴いバッテリーが劣化しても、最大限のパフォーマンスを発揮できるように努めます。iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Max の電力需要は動的に監視され、パフォーマンスも管理されるので、需要にリアルタイムで応えることが可能です。このシステムは、従来の iPhone のバッテリーや電源管理システムと比較して進化を遂げており、バッテリーの劣化に伴う iPhone のパフォーマンスの低下を軽減してくれます。

議論呼んだバッテリー劣化によるパフォーマンス抑制

iPhoneなどの電子機器に広く使われているリチウムイオンバッテリーは、使用しているうちに劣化し、性能が低下することは避けられません。
 
Appleは、バッテリーの性能低下により電力供給が不足し、iPhoneが突然シャットダウンするのを避けるため、バッテリー性能が低下したiPhoneの最大パフォーマンスを抑制する制御をしていました。
 
しかし、Appleがこの目的を十分に説明していなかったために、古くなったiPhoneを買い替えさせるための計画的陳腐化ではないかといった憶測から、海外では集団訴訟にまで発展する事態となりました。
 
Appleはその後、説明不足を認めて謝罪し、2018年を通じてバッテリー交換料金を割引して対応しています。
 
iOS11.3では、ユーザーがバッテリーの劣化状態を確認できるようになり、バッテリー性能が劣化した場合のパフォーマンス抑制のオフを選択可能になりました。
 
iOS13では、「最適化されたバッテリー充電」機能が追加され、バッテリーの充電状態をコントロールすることで、劣化を軽減することができるようになっています。

最新iPhoneでもバッテリー劣化でアプリ起動時間などに影響

Appleは、iPhone11シリーズでは、バッテリー劣化による性能への影響が緩和されるものの、バッテリーが劣化すると以下のような症状が現れる可能性がある、と説明しています。
 

  • アプリの起動時間が長くなる
  • フレームレートが低くなる
  • ワイヤレスデータ通信のスループットが低下する
  • バックライトが暗くなる
  • スピーカーの音量が低くなる

iOS13.1でiPhone XS/XRもパフォーマンス管理の対象に?

米メディアThe Vergeは、現地時間9月24日に公開が予定されているiOS13.1へのアップデートによって、iPhone XS、iPhone XRもバッテリー性能が劣化すると最大パフォーマンスが抑制されるのではないか、と伝えています。
 
なお、2018年に公開されたiOS12.1では、前年に発売されたiPhone X、iPhone8も、バッテリー性能低下による突然のシャットダウンを防ぐためのパフォーマンス管理機能が追加されています
 
 
Source:Apple, 9to5Mac, The Verge
Photo:iFixit
(hato)

 
 

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