Apple、iOS12ベータ6を開発者向けにリリース

Apple iOS12 プレビュー

Apple iOS12 プレビュー
 
Appleは現地時間8月6日、開発者向けにiOS12ベータ6を公開しました。前回のベータ5から1週間でのリリースとなります。

ベータ5では数々の新情報が発見

この秋正式公開されるiOS12では、アプリやWebサイトに使用する時間が管理できる「スクリーンタイム」や、複数の通知をアプリ、トピック、スレッドごとにまとめることができる「グループ通知」、自分によく似たアニメーションを作成できる「ミー文字」、Siriショートカットなど、さまざまな新機能が追加されます。
 
また前回公開されたベータ5からは、次期iPad Proにはホームボタンがなく、ベゼルの細いデザインとなることを示唆するアイコンや、Face IDが搭載されることを示す記述、6.5インチ有機EL(OLED)を搭載する次期iPhone、通称「iPhone X Plus」ではiPad式のランドスケープモードが利用可能になること、次期iPhoneがデュアルSIM対応となること、ワイヤレス充電対応となったAirPodsの新しいケース画像、そしてiPhone X Plusを表すアイコンなど、数々の新情報が発見されました。

新たなバグが報告

米メディアMacRumorsによれば、今回のベータ6ではこれまでの問題が解決されている一方で、いくつかの新たなバグが発生しています。
 

  • ベータ6では、第3世代Apple TVがHomeKitハブとして機能しない、iOS12搭載デバイスで設定しないとApple TV 4KがHomeKitハブとして表示されないという問題が生じる場合があります。この問題は設定→AirPlay→部屋の順でApple TVをホームに追加すれば解決します。
  • アクセシビリティ→スピーチの設定で「声」をチェックまたは選択しようとすると、設定画面が突然閉じてしまう場合があります。
  • FaceTime、メール、マップ、ボイスメモをアンインストールしている場合、Siriおよび検索の設定画面を開こうとすると設定画面が突然閉じてしまう場合があります。
  • 特定のショートカットを使用すると、Siriがアプリを自動的に開くことができず、代わりに「開く」ボタンを表示する場合があります。

 
 
Source:MacRumors
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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