【WWDC 18】iOS12で「ミー文字」が追加、FaceTimeは32人対応へ

iOS12 memoji

iOS12 memoji
 
Appleは次期OS「iOS12」に、新たに4種類のアニ文字を追加するとともに、ユーザーが自分とよく似たアニメーションを作成できる「ミー文字」を導入すると発表しました。
 
またFaceTimeがいよいよマルチユーザー対応となり、最高32人での同時利用が可能となります。

4種類の新しいアニ文字


 
iOS12での追加が発表されたのは、トラ、コアラ、Tレックス、ゴーストの4種類のアニ文字です。これでiPhone Xで使えるアニ文字は、全部で20種類になります。
 
また「Tongue Detection(舌検出)」機能の追加により、アニ文字が顔の動きだけでなく、舌の動きも表現できるようになります。

自分によく似た「ミー文字」を作ろう

iOS12 memoji
 
さらにAppleはiOS12で、「Memoji(ミー文字)」を導入すると発表しました。ミー文字はいわゆるアバターとよく似ていますが、顔の形や肌の色、ヘアスタイルだけでなく、スライダーで目の色に加え色の濃淡が選べ、メガネのフレームの形や色、レンズの色の濃淡、そばかす、帽子など、驚くほどバラエティ豊かな選択肢が用意されています。もちろんアニ文字同様、ユーザーの顔の動きや舌の動きを反映します。
 
アニ文字とミー文字はメッセージで送信できますが、カメラで自撮りした自分の写真の顔部分にミー文字をあてはめ、さらにフィルターをかけた画像を相手に送るといった楽しみ方もできます。

FaceTimeが最高32人の同時通話対応に


 
FaceTimeがいよいよマルチユーザー対応となります。しかも最高32人での同時通話が可能です。WWDC 18会場で行われたデモを見る限りでは、人数が多くなると、リーダーを含む数人の顔が大きく表示され、その他大勢の顔は下部分に小さく表示されますが、発言している最中は大きく表示されるようです。
 
グループFaceTimeでもアニ文字やミー文字は使用でき、デモでは参加者がそれぞれ自分の顔の部分だけをアニ文字やミー文字に変えている様子が披露されました。グループFaceTimeはiPhone、iPad、Apple Watchで利用可能です。
 

ティム・クックCEOが自分に似せたミー文字でFaceTimeを利用する様子


 
 
Source:Apple
(lunatic)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

特集

目次