iOS11.4、macOS 10.13.5、watchOS 4.3.1のベータ3が公開

Appleは現地時間5月1日、iOS11.4ベータ3、macOS 10.13.5ベータ3、watchOS4.3.1ベータ3、tvOS11.4ベータ3を開発者向けに公開しました。iOS11.4とmacOS 10.13.5については、登録テスター向けのパブリックベータ3も公開されています。
いずれも、6月の世界開発者会議(WWDC 18)に合わせて正式版が公開されると見込まれています。
iOS11.4ベータ3とパブリックベータ3
iOS11.4ベータ3は、前回のベータ2公開から2週間での公開となりました。登録テスター向けのiOS11.4パブリックベータ3も公開されています。
iOS11.4へのアップデートでは、AirPlay 2への対応やMessages on iCloudのサポートが行われるほか、iPhone8/8 Plusの(PRODUCT)RED用に用意された新しい壁紙の追加などが含まれます。
macOS High Sierra 10.13.5ベータ3とパブリックベータ3
macOS High Sierra 10.13.5ベータ3も、ベータ2から約2週間での公開となりました。同時に、登録テスター向けのパブリックベータ3も公開されています。
macOS High Sierra 10.13.5では、64ビットアプリに完全に移行し、32ビットアプリは起動しなくなります。
自分のMacにインストールされている32ビットアプリを確認する方法をご紹介していますので、確認してみてください。
watchOS4.3.1ベータ3
watchOS4.3.1ベータ3も、ベータ2から約2週間での公開となりました。
watchOS4.3.1のベータでは、古いwatchOSをサポートしなくなるとの警告が表示されるようになっており、次期バージョンであるwatchOS5から、watchOS1向けの古いアプリが動作しなくなるとみられます。
また、watchOS4.3.1のベータからは、サードパーティ製のフェイスが利用になることを示すコードが発見されています。
tvOS11.4ベータ3
tvOS11.4では、Apple TVをAirPlay 2対応スピーカーとして利用可能になります。これによって、家の中に設置された複数のApple TVを連携させて同じ音楽を再生する、といった使い方が可能になります。