macOS High Sierra 10.13.5ベータ2が開発者向けに公開

Appleは現地時間4月17日、macOS High Sierra 10.13.5ベータ2を開発者向けにリリースしました。初のベータ版から2週間、macOS High Sierra 10.13.4から3週間での公開となります。
「Messages on iCloud」が復活
macOS High Sierra 10.13.5ベータではiOS11.4ベータと同じく、メッセージをiCloudに保存することで、MacやiPhone、iPadでメッセージを共有できる「Messages on iCloud」が追加されています。これはmacOS High Sierra 10.13.4の初期のベータ版で登場していたものの、正規版リリースの前に削除された機能です。
そのほかバグの修正とパフォーマンスの向上が行われているようですが、Messages on iCloud以外の目立った機能の追加は確認できていません。
64ビットアプリへと完全に移行
現在公開されている最新版macOS High Sierra 10.13.4では、「メッセージ」で「ビジネスチャット」がサポートされ、ユーザーはメッセージ経由で企業と直接やり取りをしたり、商品やサービスを購入したりすることが可能となりました。ただしこの機能は現在米国でしか利用することができません。
またmacOS High Sierra 10.13.4は32ビットアプリをサポートする最後のバージョンであり、macOS High Sierra 10.13.5からは64ビットアプリへと完全に移行し、32ビットアプリは起動しなくなります。
Source:MacRumors
(lunatic)