iPhone Xは発表こそ他2モデルと同時だが、実際の出荷は遅れるかも
9月12日(火:日本時間13日)に発表される次世代iPhoneは3モデル存在すると言われています。しかし、このうち「iPhone10周年記念モデル」にあたるiPhone X(iPhone8)については、発表こそ同時であるものの、出荷時期については他の2モデル(iPhone7s/7s Plus)に比べて遅れるそうです。ニュースサイトTechCrunchが「信頼できる情報筋」の話として報じています。
年末商戦までもつれ込むとの指摘も
どの程度の遅延になるのかははっきりと分かっていませんが、これまでにも有機EL(OLED)ディスプレイの供給や、指紋認証センサー(Touch ID)の搭載騒動が原因として報じられており、9月末の時点で500万台ほどの在庫しか用意できないとの観測も出ていました。
また先日には、The Wall Street Journalが、発売時の数量が限定されるだけでなく、品不足は年末商戦(12月のホリデイシーズン)まで続く可能性がある、と述べています。
価格は10万円超えも覚悟
もっとも、仮に品薄状態が解消されても、199ドル(約22,000円)で手に入ったiPhone3G(8GBモデル。16GBモデルは299ドル)のように、誰でもiPhone Xを気軽に購入できるわけではなさそうです。
iPhone Xの価格は、OLEDディスプレイのコスト増などを原因に、64GBモデルで1,000ドル(約11万円)は下らないと考えられており、最上位の512GBモデルに至っては1,199ドル(約13万円)ほどになると言われています。とはいえ、Appleの価格戦略から64GBモデルは900ドル(約10万円)に抑えてくるはずだ、という見方も一部にはあります。
Source:TechCrunch
(kihachi)