Google、自動運転車の商用化に向け「民泊」のAirbnb元役員を雇用!

Google 自動運転車

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Googleは、自動運転車プロジェクトの責任者に、「民泊」で日本でも注目を浴びるAirbnbの元役員を雇い入れました。

Googleの自動運転車の責任者に、元Airbnbの技術担当役員が就任!

ショーン・スチュワート氏が、自動運転車プロジェクトの責任者としてGoogleに加わった、とロイターが報じています。
 
スチュワート氏は、住人が不在の家を宿泊施設として貸し出す「民泊」サービスとして日本でも注目を浴びているAirbnbで技術部門の役員を務めていました。
 
同氏のGoogleでの任務は、ジョン・クラフィックCEOのもとで、自動運転技術の商用化推進にあたることです。

収益化への圧力とCEOとのあつれきに悩み退社した前任者

スチュワート氏を雇い入れた背景には、初期から自動運転車プロジェクトを主導してきた、CTO(最高技術責任者)クリス・アームソン氏の退職があります。収益化への圧力や、昨年就任したクラフィックCEOとのあつれきに悩んで退職した前任者の後を継ぐスチュワート氏が、プロジェクトの商用化を軌道に乗せられるか、注目が集まります。
 
ロイターの報道によると、Googleはここ12カ月で自動運転車の試験走行を米国内4都市に拡大しており、現在60台の試験車両を走行させている、とのことです。
 
自動運転車は、大手自動車メーカー各社も研究に取り組んでいるほか、Appleが2020年か2021年に発売する電気自動車も自動運転車ではないかと噂されています。
 
なお、Googleの自動車開発は、自動車の製造・販売は行わず、ライセンスビジネスだろう、とテスラモータースのイーロン・マスクCEOが語っています。
 
 
Source:Reuters
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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