Apple Music、ドレイクら擁するCash Money Recordsと独占契約

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Appleは現地時間16日、人気ヒップホップミュージシャン、ドレイクらを擁する音楽レーベル「Cash Money Records」と、Apple Musicが独占的に同レーベル所属アーティストの楽曲をストリーミング提供する契約を締結しました。
 
Cash Money Recordsの共同創業者であるバードマンが、Apple Musicのラリー・ジャクソンとともに、自らのInstagramで報告しています。

Appleと親密な関係にあるドレイク

Cash Money Recordsにはドレイクのほか、リル・ウェイン、ニッキー・ミナージュ、タイガ、バードマンなど、人気アーティストが所属しています。
 
ドレイクはApple Music立ち上げ当初からAppleと親密な関係にあり、基調講演でのApple Musicの発表の際にはステージに登場、自分の新作「View」をiTunesとApple Music限定で先行販売、また「Beats 1」ラジオでは自分の番組を持ったりしています。

独占契約締結に力を入れるApple

今回の契約には、レーベル所属アーティストの楽曲の独占的なストリーミング提供だけでなく、iTunesやApple Musicでアーティストの無料プロモーションを行ったり、特別なビデオコンテンツを製作したりすることも含まれているのではないか、と9to5Macは述べています。例えば過去には、テイラー・スウィフトのツアー・ドキュメンタリー製作という実例があります。
 
Appleはこの数週間の間に、フランク・オーシャンの新アルバム、ブリトニー・スピアーズの3年ぶりの新アルバムを、Apple Musicで独占的に配信する権利を得ています。
 

 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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