SoftBank光 徹底解説 -料金、申込条件、乗換キャンペーンなど最新情報まとめ
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SoftBank光は特殊な場合を除き、多くの方が携帯とセットで月額料金が割引されるサービスです。
追記:【レビュー】セット割は本当にお得?実際にSoftBank光へ申込んでみました
SoftBank光とは
ソフトバンクBBは2014年10月にドコモが発表した「ドコモ光」と同様の仕組みを使い、インターネット固定回線(光回線)と携帯電話のセット割引を開始すると発表しました。「SoftBank光」という名称でソフトバンクBBが固定回線を販売し、ソフトバンクモバイルの携帯端末(iPhoneなど)の月額料金を割引するサービス(スマート値引き)を実施します。
SoftBank光の特長
NTT東西から卸売りされる光回線を使った携帯電話料金の割引を開始することが最大の特長といえます。
契約している携帯電話のデータ定額プランによって割引額が変わってきますが、1契約あたり月額500円~最大2,000円(税込)割引されます。
SoftBank光の適用条件
固定回線サービス1回線につき、ソフトバンクの携帯電話が10回線まで適用されます。
対象となる固定回線を契約する必要があり、申込み後90日以内に契約成立しないと対象とならないので注意してください。
SoftBank光 料金表
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初期費用
手数料 | 合計 | ||
SoftBank 光を新規に お申し込みの方 |
契約事務手数料 3,000円 |
– | 3,000円 |
Yahoo! BBからの サービス変更をされる方 |
サービス変更手数料 2,000円→無料 |
3,000円 |
開通工事費
「フレッツ 光ネクスト」をご利用の方(転用手続き) | 工事不要※1 | |
「フレッツ 光ネクスト」以外のフレッツ光をご利用中の方(転用手続きの方)※2 フレッツ光をご利用中でない方 インターネットをご利用されていない方 |
お立会い工事あり 戸建て、光ファイバー導入がないマンションにお住まいの場合、お立会いが必要となります。 |
24,000円※3 建物内工事なし、室内工事のみの場合9,600円※5 |
お立会い工事なし 光ファイバー導入済みのマンションにお住まいなど、お立会い不要なケースがあります。 |
2,000円 お客さま宅へうかがいません。 |
※1SoftBank 光への転用お申し込みと同時に、東日本エリアから東日本エリアへお引越しされる場合、また西日本エリアから西日本エリアへお引越しされる場合は、工事費用がかかります。
※2NTT西日本のBフレッツ、フレッツ・光プレミアムから変更される場合は工事費はかかりません。
※3宅内の配線設備を新設または一部利用しルート変更する場合、またはひかり配線方式(光コンセントなし)の場合、またはVDSL方式の場合。
※4分割払いは24回、36回、48回、60回をお選びいただけます。
※5宅内の配線設備を再利用する場合、またはひかり配線方式(光コンセントあり)の場合、またはLAN配線方式の場合。
ホーム(戸建住宅)の月額利用料金
お住まいのエリア | 回線タイプ | 月額利用料 | |
東日本エリア |
ファミリー・ギガスピード ファミリー・ハイスピード ファミリー |
5年自動更新プラン(TV)※1 | 4,700円※2 |
2年自動更新プラン※3 | 5,200円 | ||
ファミリー・ライト | 2年自動更新プラン※3 3,900円~5,600円※4 (従量部分の通信料:24円/100MB)※5 |
||
西日本エリア |
ファミリー・スーパーハイスピード ファミリー・ハイスピード ファミリー |
5年自動更新プラン(TV)※1 | 4,700円※2 |
2年自動更新プラン※3 | 5,200円 | ||
ファミリー・ライト | 2年自動更新プラン※3 3,900円~5,600円※4 (従量部分の通信料:24円/100MB)※5 |
※1「ソフトバンク光テレビ」(660円/月)のお申し込みが必要です。
契約期間は5年間(課金開始日の属する月を1ヵ月目として、60ヵ月目の末日まで)です。
※テレビ視聴サービス(N)は、「ソフトバンク光テレビ」に改称いたしました。
※2「スカパー!」にお申し込むと、「スカパー!セット割」で200円/月割り引かれます。
※3契約期間は2年間(課金開始日の属する月を1ヵ月目として、24ヵ月目の末日まで)です。
※4契約者回線ごとに1ヵ月あたり3,000MBまで月額利用料(3,900円)でご利用いただけます。
※5100MB未満の利用量は100MB単位に切り上げます。9,900MB超部分は44円/100MBです。
※自動更新なしプランは、ファミリー・ライトの場合、5,500円~7,200円/ファミリー・ライト以外の場合、6,300円です。
マンション(集合住宅)の月額利用料金
お住まいのエリア | 回線タイプ | 月額利用料 |
東日本エリア |
マンション・ギガスピード マンション・ハイスピード マンション |
2年自動更新プラン 3,800円 |
西日本エリア |
マンション・スーパーハイスピード マンション・ハイスピード マンション |
契約期間は2年間(課金開始日の属する月を1ヵ月目として、24ヵ月目の末日まで)です。
自動更新なしプランは、4,900円です。
「おうち割り 光セット」でSoftbank光が更にお得に!
Softbankユーザーなら、固定回線をSoftbank光にすると2年間毎月[1,522円]の割引が適用!更に3年目以降も毎月最大1,008円の割引!
家族でお得!
※データ定額20GB、5GBの場合。
「おうち割り 光セット」とは?
「おうち割り 光セット」とは
自宅のインターネットとセットで、ソフトバンクのiPhone、スマートフォン、ケータイ、iPad、タブレット、またはWi-Fiルーターを利用すると、利用料金から2年間毎月最大2,000円、3年目以降も毎月最大1,008円割引される。
というソフトバンクが提供するサービスです。
その他の「おうち割 光セット」適用サービス
ソフトバンクでは、「おうち割 光セット」が適用になるサービスを数多く取り扱っていますが、その中でも特に契約件数が多く人気のサービスをご紹介します。
ホワイトBB
「ホワイトBB」とは
ソフトバンク携帯電話のユーザー向けに、インターネット接続サービスと「BBフォン(M)(IP電話)」を提供するサービス。
ホワイトBBの特長
「ADSL」と「IP電話」がセットになっているので、プロバイダ契約が無くすぐに利用が開始できます。更にインターネット接続に必要な最低限の機能のみなので、難しいことはしたくない、とにかくインターネットが使えればOK、という方には嬉しい内容。その為料金もプロバイダの中で断トツの安さになっています。
その2:BBフォンどうしなら、24時間通話無料!
BBフォンと提携しているIP電話(BBフォン(M)、ホワイト光電話、BBフォン、BBフォン光、ケーブルライン、ひかりdeトーク(S)、NURO 光 でんわ)なら、24時間いつでも無料で通話できます。
その3:高速モバイルインターネットを利用するための回線
FON(Wi-Fi)、ホームアンテナFTのブロードバンド回線を利用するための回線として利用が可能です。
ホワイトBB に関する記事
・ソフトバンクiPhoneでホワイトBBにしたら通信費が23万安くなったでござる【前編】
・ソフトバンクiPhoneでホワイトBBにしたら通信費が23万安くなったでござる【後編】
SoftBank Air
「SoftBank Air」とは
工事不要、置くだけで4G回線を利用しwi-fiが使用できるサービス。
SoftBank Airの特長
Softbank Airは携帯の回線を利用しwi-fi接続ができるサービスですが、通信量に制限が無いので、データ転送量を気にせず動画や高画質画像の観覧が可能です。
その2:置いて電源ON!設置が簡単
工事の必要が無いので、立ち合いの日程調整などの面倒がありません。設置も、任意の場所に置いて電源を入れるだけです。
その3:高速インターネット
4G回線を利用できるので、固定回線が混雑する時間帯の通信速度よりも快適な速度でインターネットを利用できます。
SoftBank Air に関する記事
・SoftBank Airがさらに高速化!下り最大261Mbps「Airターミナル2」登場
対象となる固定通信サービス
SoftBank 光
SoftBank Air
Yahoo! BB ADSL
SoftBank ブロードバンド ADSL(エンジョイBB、Nexyz.BB※1)
Yahoo! BB バリュープラン※1
ホワイトBB※1
ケーブルライン※2
[注]
※1 Nexyz.BBの一部特典適用中の場合、Yahoo! BB バリュープラン、ホワイトBBをご利用の場合は、割引期間は2年間となります。
※2 ソフトバンクテレコム株式会社が提供するサービスです。ホールセールも対象予定です。「ホワイトコール24」への加入が必要です。なお、ケーブルラインの事前受付は実施しません。
+++SoftBank光+++
SoftBank光を利用するメリット
現在フレッツ光を契約していて、ソフトバンクの携帯電話を使用している場合は、固定回線をフレッツ光からSoftBank光へ変更することで携帯のデータ定額料金から割引されます。
また、家族で同じソフトバンクの携帯電話を使用しているのであれば、家族全員分の携帯(10回線まで)が割引対象となります。人数によっては月額1万円を超える割引になる可能性もあり、年間では数十万単位で節約できる事になります。
SoftBank光を利用するデメリット
固定回線と携帯のセットで加入することが必須となり、回線や携帯キャリアの変更をしづらくなる可能性があります。適用条件によっては家族で同時加入が有利となりそうです。
SoftBank光の開始までの経緯
意外と知られていませんが、じつは固定回線とのセット割引はすでに存在しています。ADSL回線ではソフトバンクBBが提供するホワイトBBに加入すると、スマホBB割引という1480円の割引が受けられるサービスがあります。その他、地域限定のCATV事業者との同時加入や光回線でも九州地方限定で、BBIQという九州電力の回線事業者とタイアップをしています。
また、2013年の12月には東北と東海の一部でテストマーケティングと思われる、NTTのフレッツとのセット販売が行われました。その後2ヶ月ほどで終了してしまいましたが、今回はNTT東西の回線卸売りを受けて、全国で展開されました。
ソフトバンク(キャリアとして)の思惑
固定回線は携帯電話よりも解約率が低いため、携帯とセットで販売することで、長期契約を狙っていると考えられます。また、おそらく家族での利用でさらにお得になる仕様ですので、家族単位でのユーザーの囲い込みの効果もあります。
一方、囲い込まれたユーザー側には制約が増える代わりに、プランによっては年間で数十万単位で通信費を節約出来る効果が期待できます。光回線と携帯のセット割引はauのスマートバリューがかなり先行しており、ソフトバンクとドコモは遅れを取っていましたが、これで3社出揃うことになりました。
いまや、携帯も自宅の固定回線も生活に欠かせないものですので、3社が出揃うことで競争が起これば、全体で通信費が安く、というところに今後も期待したいですね。
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