AppleのVision Pro、エンタメ界に新風を吹き込む
AppleはVision Proの発売日をプレスリリースで発表したばかりですが、同デバイスに対応した多くのゲームや映画タイトルがすでに用意されていることがわかっています。AppleにとってVision Proは生産性のためだけではなく、エンターテインメントのためのデバイスでもあるようです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Vision Proに対応した多くのゲームや映画タイトルがすでに用意されているという。
2. Vision Proの性能をフル活用できるゲームタイトルは今のところまだあまりないようだ。
3. 150タイトル以上の3D映画タイトルも準備ができているという。
Vision Proをフル活用しているのは一部のゲームのみ?
Appleは現地時間8日のVision Proに関するプレスリリースの中で、250以上のApple Arcadeゲームタイトルおよびその他のゲームがVision Proに対応していると述べていますが、プレイヤーの周りの空間を変化させるような同デバイスの特性を活かせるタイトルの例として「Game Room」「What the Golf?」「Super Fruit Ninja」の3つしか挙げられておらず、それ以外は一般的なゲームプレイのままのようです。
Appleは開発者のためのVision Proセッションを催していたこともあり、Vision Proの性能をフル活用したゲームは、これからもっと出てくると推測されます。
150タイトル以上の3D映画タイトルを用意
ゲームに加えて、Appleは150タイトル以上の3D映画もVision Proのためにすでに用意済みであることを明かしています。
また、Immersive Videoという新たなフォーマットの映像も用意しており、180度、3次元、8K、空間オーディオのアクションの中にユーザーを引き込むとも記されています。
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)も人気ドラマシリーズテッド・ラッソの最新のシーズンをすべてVision Proで視聴したと述べており、Vision Proはエンターテインメントでも威力を発揮するようです。
Appleは「Vision Proがやってくる(Get Ready | Apple Vision Pro)」と題した新たな動画広告も公開しています。
Photo:Apple
(lexi)