90万円以上の機材を盗まれたカメラマン、AirTagで取り戻す
犯罪に利用されたことばかりが取り沙汰されるAirTagですが、本来の目的で役に立つこともあります。
約7,000ドル(約91万円)相当の価値がある機材を盗まれたカメラマンがAirTagのおかげでそれらを取り戻したそうです。
90万円以上のカメラ機材をAirTagで取り戻す
オーストラリア在住の写真家であるグラハム・テイト氏は、旅行中にホテルの駐車場で約7,000ドル相当の機材を車から盗まれました。
幸いにもテイト氏は盗まれた機材のなかのいくつかにAirTagを取り付けており、「探す」アプリを使ってそれらの所在地を確認できたそうです。
この情報をもとに警察に通報したところ、財布、カメラ、ノートPC、GoProなど、盗まれた機材全てを取り戻すことができました。
盗まれた機材はテイト氏が宿泊していたホテルの一室にあったとのことです。
1個3,800円のAirTagで盗品を発見
AirTagは現在、日本のApple Storeでは1個3,800円、4個12,800円で販売されています(いずれも税込)。
それほど高価なデバイスではないため、高価なものや貴重なものにつけておくと安心かもしれません。
ただ、AirTagはストーカーをはじめさまざまな犯罪者に利用されており、Appleは自分のものでないAirTagが自分と一緒に移動している場合に警告を出す機能を強化しています。
盗んだものにAirTagがついていないかをこの機能を使って盗難犯が確認するようになると、今後はAirTagによる盗難品の発見は難しくなるかもしれません。