MacBook Pro(2025)が採用?タッチスクリーン一体型OLEDが発表

Appleは、2025年モデルのMacBook Proにタッチスクリーン内蔵有機EL(OLED)ディスプレイの搭載を計画していると噂されています。
同製品への採用も考えられる、リフレッシュレート120Hzのタッチスクリーン内蔵OLEDディスプレイをSamsung Displayが開発しました。
【記事更新】2023年1月31日午前11時15分:Samsung Displayは、ノッチに埋込み型Face IDや埋込み型カメラを搭載した、最大17インチまでのラップトップ用OLEDディスプレイの製造を計画しているとの情報が入ってきました。同社はiPhone用OLEDディスプレイを最多数供給していますので、次世代MacBook用の13インチ〜16インチOLEDディスプレイを製造する可能性がありそうです。
ディスプレイサイズとリフレッシュレートが現行MacBook Proと共通
【追記】Samsung Displayが開発中のラップトップ用OLEDディスプレイは、下記のような特徴を備えると、DSCCがレポートで伝えています。
- ノッチに埋込み型Face IDや埋込み型カメラを搭載
- ディスプレイパネルの構造は、2層・スタック型(iPad Pro用と同じ?)
- パネル自体はリフレッシュレート1Hz〜240Hzに対応
- 実製品のリフレッシュレートは48Hz〜240Hzで、反応速度と低消費電力を両立
- 発光効率に優れた新素材採用
Samsung Displayが開発したのは、ラップトップ向けでリフレッシュレートが120Hzのタッチスクリーン内蔵16インチOLEDディスプレイです。
同社は、このサイズのタッチスクリーン内蔵OLEDディスプレイは世界初と発表しています。
Appleは2025年モデルのMacBook Proに、タッチスクリーン内蔵OLEDディスプレイの搭載を計画しているとの噂があります。
iPhone14 Proシリーズ用OLEDディスプレイを供給中のSamsung Displayが開発した今回のディスプレイは、リフレッシュレートが120Hzと現行MacBook Proと同等であり、2025年モデルのMacBook Proに搭載するのに最適な製品と考えられます。
Samsung Displayは、ラップトップ向けタッチパネル内蔵アクティブマトリクス方式OLEDディスプレイ(OCTA:On-Cell Touch AMOLED)のラインナップ拡充を計画しています。
Galaxy Book 3 Ultraに搭載か
今回発表したタッチスクリーン内蔵16インチOLEDディスプレイは、Galaxy Bookに搭載されて発売されるとSamsung Displayは述べています。
SamMobileは、同機種はGalaxy Book 3 Ultraになると予想しています。
Source:SamMobile
Photo:Apple(米国)
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