Twitter Blue、12/12に再開。企業や著名人の公式バッジは金とグレーに
Twitterは現地時間2022年12月10日、サブスクリプションサービスTwitter Blueを12月12日に再開すると発表しました。
以前の混乱を繰り返さないため、Twitter Blueについてもプロフィールチェックを行うほか、公式アカウントの認証バッジはゴールドとグレーにするなどして、差別化を行うことを明らかにしています。
以前の混乱を反省
Twitterはイーロン・マスク氏による買収後、有料サービスTwitter Blueに加入さえすれば、それまで承認プロセスを経た著名人にしか表示が認められなかった認証バッジ(ブルーのチェックマーク)が誰でも表示可能となったため、なりすましや偽物アカウントが大量に発生、大混乱となりました。
その結果、Twitterに信頼をおけなくなった広告主が広告掲載をとりやめる、著名人や大手企業がTwitterアカウントを閉鎖するなどの事態も発生しています。
こうした事態を反省したのか、TwitterはいったんTwitter Blueの受付を停止しました。
電話番号登録とプロフィール確認が必要
そして今回、12月12日に再開するにあたり、Twitter Blueの加入の際には有効な電話番号の登録が必要となり、Twitter側のプロフィール確認を経てからでないとブルーチェックマークの表示はできないと、Twitterは記しています。
Twitter Blueの月額料金は8ドルですが、iOSアプリの場合はAppleの手数料が加算されるため月額11ドルとなります。
Twitter Blueに加入すると、認証後はブルーチェックマークを表示できるほか、ツイートの編集、1080p動画のアップロード、リーダーモードの利用が可能となります。
公式アカウントはゴールドとグレーチェックマークに
なおTwitter Blueの利用者は、表示する名前やプロフィール写真を変更する場合、再度アカウントの確認作業を受ける必要があります。
なおこれまでブルーチェックマークを表示してきた公式アカウントについては、企業についてはゴールドチェックマーク、政府およびその他アカウントについてはグレーチェックマークが表示されるとのことです。