Appleフェローのフィリップ・シラー氏がTwitterアカウントを削除したと判明
AppleのイベントやApp Storeの責任者であるフィリップ・シラー氏が、Twitterアカウントを削除したことが分かりました。
Twitterの混乱が原因か?
フィリップ・シラー氏は2020年にAppleのフェローに就任、20万人超のフォロワーを有する自身のTwitterアカウントで、Appleの新製品やサービス、アプリ、構想について、ユーザーと交流していました。
シラー氏がTwitterアカウントを削除した理由は明らかにされていませんが、イーロン・マスク氏が最高経営責任者(CEO)に就任して以来、Twitterに混乱が生じていることが関係しているものと思われます。
Twitterは、イーロン・マスク氏が大量の社員を解雇したほか、ドナルド・トランプ元大統領のTwitterアカウントを復活させると明言するなど物議を醸し、最近では米大手ニュースメディアCBS Newsが、Twitterを利用しての情報発信を当面停止すると発表しています。
AppleとTwitterの関係に影響を与える可能性
シラー氏がTwitterアカウントを停止したことをうけ、Bloombergのマーク・ガーマン記者は、コンテンツの質の問題からAppleやGoogleがTwitterを排除する可能性に触れつつ、「注目すべきなのは、AppleのApp Storeチーフが新しいTwitterについてどう感じているかが分かったことだ」と語っています。
While I expect lots of leeway, there is a real scenario in which Apple/Google remove Twitter because of content moderation issues or because Twitter decides to bypass the 15%-30% cuts. Notably, we appear to now know how Apple’s App Store chief feels about the new Twitter. https://t.co/PCjOEsWA1L pic.twitter.com/LWjFCgxINA
— Mark Gurman (@markgurman) November 20, 2022
なお、イーロン・マスク氏は以前からAppleに対して強いライバル心を抱いているといわれており、ティム・クック最高経営責任者(CEO)をTwitterで皮肉ったほか、AppleにTeslaの買収を持ちかけたものの、ティム・クック氏に無視された過去を明かしています。
Source:MacRumors,Mark Gurman/Twitter
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