iPhone14 Proシリーズが生産台数削減か〜A15とA16の発注数削減と噂

 
iPhone14 ProシリーズのみA16 Bionicを搭載するとの予想を的中させたリーカーの手机晶片达人氏が、世界的なスマートフォン販売台数減少の影響はAppleにもおよんでおり、TSMCに対しA15 BionicとA16 Bionicの発注数を削減したとWeiboに投稿しました。

A15 BionicとA16 Bionicの発注数を削減？

手机晶片达人氏によれば、AppleはTSMCへのA15 BionicとA16 Bionicの発注数を削減したとのことです。
 
これまで、iPhone14とiPhone14 Plusの販売台数は想定以下ながら、iPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxは好調と伝えられていました。
 
手机晶片达人氏は、AppleはiPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxの発注数も削減したと述べています。
 
両モデルのお届け予定日までの待ち時間は、「2週〜3週」まで短縮された後、また「3週〜4週」へと延びており需要に対して供給が追いついていない状況ですが、手机晶片达人氏の指摘通りであれば、今後は販売台数が減少するとAppleは予想しているのかもしれません。

Androidスマホへの影響はより深刻と指摘

スマートフォン市場縮小の影響は、iPhoneよりもAndroidスマホでより大きく、MediaTekのシステム・オン・チップ（SoC）の供給数が、2023年は2022年と比べて20%削減されると、手机晶片达人氏は伝えています。
 
 
Source:手机晶片达人 (1),(2)
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)