iPhone14 Pro用カメラ部品をソニーやアルプスアルパインが供給〜クオ氏が投稿

    iPhone14 Pro AH 0218

    iPhone14 Pro AH 0218
     
    アナリストのミンチー・クオ氏が、iPhone14 Proシリーズの出荷比率と、同製品のカメラモジュールのサプライヤーに関する情報をTwitterに投稿しました。同氏は、iPhone14 ProシリーズだけがA16を搭載することも伝えています。

    ソニーがイメージセンサーを、アルプスアルパインがレンズ駆動用モーターを供給か

    クオ氏は、iPhone14シリーズにおいて、モデルごとの出荷比率がこれまでとは異なると予想、それに伴いiPhone14 Proシリーズ用カメラモジュールサプライヤーが大きな恩恵を受けると述べています。
     
    同氏は、iPhone14シリーズの販売台数の中でiPhone14 Proシリーズの占める割合が55%〜60%に増加すると予想しています。iPhone13シリーズでは、iPhone13 Proシリーズが占める割合は40%〜50%です。
     
    クオ氏によれば、iPhone14 Proシリーズ用カメラモジュールのサプライヤーとして、ソニー、アルプスアルパイン、LG Innotek、Largan Precision(大立光)が参画するようです。
     
    このうち、ソニーは広角リアカメラ用4,800万画素イメージセンサーを、Largan Precisionは8P(プラスチックレンズ8枚構成)レンズを、アルプスアルパインがレンズ駆動用のボイスコイルモーター(VCM)を供給し、LG Innotekがそれらをカメラモジュールに組み立てる見通しです。
     
    iPhone14 Proシリーズ用カメラ関連部品の価格はiPhone14およびiPhone14 Maxのそれよりも高いことから、これらのサプライヤーの売上高が増加するとクオ氏は述べています。
     

    iPhone14 Proシリーズ
    リアカメラ部品
    サプライヤー 供給比率 売上高増加率
    (予測)
    イメージセンサー ソニー 100% 30%〜35%
    レンズ Largan
    Precision
    60%〜70% 20%〜25%
    光学式手ブレ補正機構用
    VCM
    アルプスアルパイン 60%〜70% 15%〜20%
    カメラモジュール LG Innotek 100% 30%〜35%

    A16を搭載するのはiPhone14 Proシリーズのみ

    クオ氏はまた、A16を搭載するのはiPhone14 Proシリーズのみとの以前からの予想を繰り返しています。
     
    Proシリーズのみへの最新チップの搭載は、来年以降も続く可能性が高そうです。
     
    iPhone用ディスプレイに関しても、i型パンチホールカメラが先にProシリーズに搭載され、1年後にベースモデルもそれに移行するとの情報がありました。
     


     
     
    Source:郭明錤(@mingchikuo)/Twitter
    Photo:Apple Hub/Facebook
    (FT729)
     
     

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