Apple、主にMacBook ProがMac部門の売上を押し上げたと説明
Appleは、2020年度のMac売上高が前年度比11%増の伸びとなったことを発表し、その多くはMacBook Proが貢献している、と明らかにしました。
前年度比11%増となったMac部門の売上高
Appleが現地時間10月29日の業績発表で、2020年度のMac売上高が286億2,200万ドルと、2019年度の257億4,000万ドルから11%の増加になったことを発表しました。
Macの売上高増加についてAppleは、同日に米証券取引委員会(SEC)に提出した報告書で「主にMacBook Proの販売増加による」と説明しています。
2020年春以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響により在宅勤務や自宅学習のためにMacBook Proを購入したユーザーが多かったとみられます。
11月にはAppleシリコン搭載Macが発売か
Appleは、2020年内にAppleシリコン搭載Macを発売すると予告しています。
11月の開催が噂されるイベントでの発表が期待されている最初のAppleシリコン搭載Macについては、14インチのMacBook Pro、薄型軽量の「MacBook」復活などの噂が飛び交っています。
キーボードの信頼性が高まった現行MacBook Pro
Appleは2019年11月に16インチMacBook Proを、2020年5月には13インチMacBook Proを、いずれもキーボードを信頼性の高いシザー式に刷新して発売しています。
ちなみにAppleは、SECへの報告書においてApp Storeの手数料を引き下げた場合、業績に大きな影響が懸念される、とコメントしています。