iPhone SEの新モデル、2021年春の発売計画はない？

 
「iPhone SE Plus」として2021年春に発売との噂があるiPhone SEの新モデルについて、「2021年春に発売される計画はない」と日本経済新聞の海外版Nikkei Asian Reviewが報じています。

「iPhone SE Plus」と噂の次期モデル

iPhone SEの新モデルについては、2021年に発売されるのではないか、とWedbush証券のアナリストや一部の海外メディアが予想しています。
 
ディスプレイが大型化し名称が「iPhone SE Plus」になるとも噂される同モデルについて、Nikkei Asian Reviewは複数のサプライチェーンからの情報をもとに「2021年春にAppleがiPhone SEの次世代モデルを発表する計画はない」と報じています。
 
同メディアは、iPhone12シリーズの量産が9月中旬に開始されると伝えています。

著名アナリストは予測を変更

Apple関連の著名アナリストであるミンチー・クオ氏は「iPhone SE Plus」の発売時期について、昨年12月には「2021年前半」と予測していましたが、今年4月に「2021年後半」へと変更しています。
 
同氏は「iPhone SE Plus」について、iPhone11シリーズのようなフルスクリーンデザインと、電源ボタン内蔵式のTouch IDを搭載すると予測しています。

コロナ禍の中でiPhoneプラス成長の原動力

2020年4月に発売されたiPhone SE（第2世代）は、高性能ながら399ドル（日本では税別44,800円税別）からと手頃な価格が魅力です。
 
Appleのティム・クック最高経営責任者（CEO）は7月末の業績発表で、コロナ禍の厳しい環境にあった2020年4月〜6月期に、iPhoneの売上高が同社の想定を上回りプラス成長を記録した要因として、iPhone SE（第2世代）の販売好調を挙げました。
 
 
Source:Nikkei Asian Review
Photo:Apple
(hato)