iPhone12の量産は9月中旬開始、次期iPadは強気の生産台数

iPhone12 color svetapple_01

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Appleが、5Gに対応した「iPhone12」の量産を9月中旬に開始すると日本経済新聞の海外版、Nikkei Asian Reviewが報じています。また、次期iPadの生産は計画通りで、発注が大幅に増えていると伝えられています。

「iPhone12 Max」から量産開始

Nikkei Asian Reviewによると、Appleは複数のサプライヤーに対し、9月中旬からiPhone12シリーズの量産を開始することを伝えたとのことです。
 
iPhone12シリーズは、デュアルカメラを搭載するスタンダードモデル「iPhone12」(5.4インチ)「iPhone12 Max」(6.1インチ)と、トリプルカメラ搭載のハイエンドモデル「iPhone12 Pro」(6.1インチ)「iPhone12 Pro Max」(6.7インチ)の4モデルが発売されると噂されています。
 
同メディアは、iPhone12シリーズの全モデルが5Gに対応すると伝えており、そのうち4割を占める「iPhone12 Max」から量産を開始する計画とのことです。

iPhone12シリーズの生産台数、計画を下回る?

Appleは、2020年のiPhone12シリーズ用に最大8,000万台分の部品を発注したものの、年内に調達できるのは7,300万台〜7,400万台分にとどまり、生産の一部は2021年にずれ込む可能性があるとのことです。
 
先日Bloombergは、Appleがサプライヤーに対しiPhone12シリーズ全体で7,500万台の生産を指示した、と報じています。
 
iPhoneの新モデルは例年、9月に発表・発売されますが、Appleが7月末に開いた業績発表で「発売が例年より数週間遅れる」ことを明らかにしていました。

次期iPadの生産は大幅増

Nikkei Asian Reviewによると、Appleは最近、次期iPadの発注を大幅に増やしているとのことで、その背景にはテレワークや自宅学習による需要増があると見込まれます。
 
2020年9月〜12月の期間、新型と既存モデルを合わせたiPadシリーズの生産台数は2,700万台に達するだろう、と同メディアに情報を提供したサプライヤー関係者は述べています。
 
Bloombergが報道したように、Appleは紛失防止タグ「AirTags」や、HomePodの新モデル、次期Apple Watchの発売も準備している、とNikkei Asian Reviewは報じています。
 
 
Source:Nikkei Asian Review
Photo:Svetapple.sk
(hato)

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