Apple、macOS Catalinaベータ4を開発者向けに公開

Appleは現地時間7月16日、macOS Catalinaのベータ4を開発者向けにリリースしました。一部に制限や不具合があるとしてAppleが注意を呼びかけています。
macOS Catalinaベータ4、iOS13などより早く公開
macOS 10.15 Catalinaの開発者向けベータ4は、ベータ3から2週間でのリリースとなりました。
なお、ベータ3では同時に提供されたiOS13、iPadOS、watchOS 6、tvOS 13のベータ4は本稿執筆時点ではまだリリースされていませんが、近々リリースされると見込まれます。
登録ユーザー向けのパブリックベータも近日中にリリースされるとみられますが、パブリックベータも開発中の未完成版であり、不具合も含まれるため、メインで使用するデバイスにはインストールしないでください。
ベータ4は新型MacBook Airに非対応
Appleは、macOS Catalinaベータ4のリリースノートで、macOS Catalinaベータ4とXcode 11ベータ3の組み合わせだとSwiftUIが正常に動作しない問題があると発表しており、公開され次第Xcode 11ベータ4にアップデートするよう呼びかけています。
また、macOS Catalinaベータ4は先日発売されたMacBook Air(Retina, 13-inch, 2019)をサポートしていません。
なお、macOS Catalinaのベータ3とパブリックベータ2で発生していた、iCloud Driveのデータが消失する不具合はmacOS Catalinaベータ4で解決したとのことです。
iTunesの分割、Sidecarなどの新機能を採用
macOS Catalinaでは、iTunesアプリがミュージック、Podcast、TVアプリの3つに分割されます。
また、MacのサブディスプレイとしてiPadを使える「Sidecar」機能が利用可能となるほか、日本語の予測変換の精度が向上するなど、様々な新機能が利用可能となります。
macOS Catalinaの壁紙が公開されていますので、設定してひと足早くmacOS Catalina気分を味わうこともできます。
Source:Apple, 9to5Mac
(hato)