中国ベンダーのXiaomiがソーシャルメディアWeiboに、同社のリン・ビン社長兼共同創業者が、折りたたみスマートフォンを実際に使用している動画を投稿しました。

ビン社長自ら折りたたみスマホを操作

以前より折りたたみスマートフォンを開発中であると繰り返し報じられてきたXiaomiが、折りたたみスマホのティーザー動画をWeiboで公開しました。同社のリン・ビン社長が自ら操作している様子の動画を投稿しています。
 
この動画でビン社長は、スマホのディスプレイ面を外側にして、中心に向かって両端を折りたたんでおり、半分に折りたたむRoyole「FlexPai」とは異なるスタイルとなっています。また今回の動画から、今月初めにエヴァン・ブラス氏が共有した動画に映っていた折りたたみスマホは、確かにXiaomi製であったことが判明しました。
 
動画によれば、オン・オフの電源ボタンは、折りたたんで縦向きに持った時に上部に来る部分に設置されているようです。またコンパクトにたたむと、アイコンなどは自動的にメインのディスプレイにまとまって表示され、背面は背景のみとなっています。
 

 
投稿においてビン社長は、Xiaomiのスマホが「世界初の二重折りたたみスマホ」となるよう期待しているとしつつ、現時点ではあくまでプロトタイプであると説明、消費者の反応がよければ量産を検討するとしています。また折りたたみスマホの名前として「Mi Dual Flex」「Mi MIX Flex」の2候補を挙げるとともに、一般公募するとも述べています。

MWC 2019では複数社が折りたたみスマホを披露！？

スペイン・バルセロナで行われる「Mobile World Congress 2019（MWC 2019）」の開催日を約1カ月後に控え、各社が折りたたみスマホを開発しているとの報道が相次いでいます。Oppo、LG、そしてMotorolaがMWC 2019で折りたたみスマホを発表すると伝えられているほか、Samsungは3月に、折りたたみディスプレイ「Infinity Flex」を搭載した「Galaxy F」を発表すると報じられています。
 

 
 
Source:Weibo via MacRumors
(lunatic)