「Apple Watch Series 4」とみられる製品情報の登録が確認される!
Apple Watchの次期モデル、「Apple Watch Series 4」とみられる製品情報が、ユーラシア経済連合(EEC)の規制当局に登録されたことがわかりました。9月の発表・発売が見込まれています。
発売が近いことを示す、EECへの製品情報登録
ロシアなど5カ国で組織されるEECは、暗号化通信を行う機器を域内で販売する場合、発売前に製品情報を登録することを義務付けています。
例えば、2016年にはiPhone7やAirPodsがEECへの製品情報登録後に発表・発売されており、EECへの情報登録は新製品発売の前兆と考えられています。
なお、最近ではEECに製品情報が登録された約1週間後にMacBook Proが発売されています。なお、同時期に次世代iPad Proや低価格のMacBookとみられる製品情報も登録されています。
ただし、4月に製品情報が登録されたものの、今も発売されていない「iPhone SE 2」のような例外もあります。
Apple Watch Series 4では「Edition」は発売されない?
8月20日付けで、watchOS 5が動作する「Apple Watch Series 4」らしき製品情報がEECに登録されたと仏メディアConsomacが報じています。
登録された製品番号は全部で14個ありますが、以下の製品番号はwatchOS 5がプリインストールされて販売される既存製品のものです。
- 「A1802」「A1803」:Apple Watch Series 1
- 「A1757」「A1758」「A1816」「A1817」:Apple Watch Series 2
- 「A1858」「A1859」:Apple Watch Series 3のGPSモデル
そして、以下6つの製品番号が「Apple Watch Series 4」に対応するとみられます。
「A1977」「A1978」「A1975」「A1976」「A2007」「A2008」
一方、Apple Watch Series 3では、以下の4モデル・2サイズで、8つの製品番号が存在しました。
- アルミニウムケースのGPSモデル(38mm、42mm)
- アルミニウムケースのGPS + Cellularモデル(38mm、42mm)
- ステンレスケースのGPS + Cellularモデル(38mm、42mm)
- セラミックケースのApple Watch Edition(38mm、42mm)
今回登録された「Apple Watch Series 4」の製品番号が6つであることから、今年はApple Watch Editionが発売されない可能性もあります。
大画面化が予測されるApple Watch Series 4
「Apple Watch Series 4」は、画面周囲のベゼルが細くなることで、本体サイズを変えずにディスプレイが約15%大型化する、と予測されています。
watch OS 5では、Apple Watch単体でWebページの閲覧が可能になるため、ディスプレイ大型化のメリットを体感しやすいと考えられます。
また、サイドボタンが物理ボタンから静電容量方式のソリッドステートボタンに変更されることで耐水性能が向上するのではないか、との噂もあります。
9月12日開催と噂のイベントでお披露目か
「Apple Watch Series 4」は、9月12日になると予測される新製品発表のスペシャルイベントで、3モデルのiPhoneや、新型iPad Pro、新型MacBookと同時に発表されると考えられます。
2017年のスペシャルイベントは、現地時間9月12日に開催され、メディア向けの招待状は8月31日に発送されています。
今年のイベントの招待状も近日中に発送され、発表内容を暗示するグラフィックの深読みが今年も繰り広げられることでしょう。
Source:Consomac(Google翻訳) via 9to5Mac
Photo:Concept Creator/YouTube, 9to5Mac
(hato)