watchOS 5で、Apple Watch単体でWebページが表示可能に

    watchOS 5 Webページ MacRumors

    WWDC 18 watchOS 5 Webコンテンツ
     
    watchOS 5では、Apple Watchの画面でHTMLメールやWebページのコンテンツを表示可能となります。その詳細を米メディアMacRumorsが解説しています。

    watchOS 5ではApple Watch単体でWebページが表示可能に

    先日の世界開発者会議(WWDC 18)で発表されたwatchOS 5では、Apple Watchの画面でWebページやHTMLメールを表示可能になります。
     
    現在公開されているwatchOS 4では、HTMLメールを受信してもテキストだけが表示され、HTMLメール全体を読むにはiPhoneなど他のデバイスを使う必要があります。
     
    メールなどのURLをタップしてWebページを開こうとしても、Apple Watchでは表示できないのでiPhoneなどで開くよう促されるだけです。
     
    watchOS 5 Webページ MacRumors
     
    しかしwatchOS 5では、WebKitの機能拡張により、Apple WatchでWebページの確認が可能になります。
     
    なお、開発者向けのwatchOS 5ベータは、いったん公開が中止されていましたが、不具合が修正され、再び公開されています

    iPhone SEと同等の画面幅を縮小表示

    Appleは、iPhone SEのディスプレイ幅320ピクセルを、Apple Watchのディスプレイ幅156ピクセルへの縮小表示に最適化し、Webページの表示に対応した、と説明しています。
     
    watchOS 5 Webページ MacRumors
     
    Appleは、Apple WatchのWebページ表示は、内容を簡単に確認するためのものと位置づけており、動画再生などの一部機能は利用できないものの、Webページの内容を確認可能となっています。

    デジタルクラウンとForce Touchで操作

    Apple Watchのデジタルクラウンを回すか、ディスプレイを上下にドラッグすると、Webページを上下にスクロールさせることができます。
     
    Apple WatchのディスプレイをForce Touchで強めに押してメニューを表示するか、画面を左右にスワイプすることで「戻る」「進む」の操作が可能です。
     
    watchOS 5 Webページ MacRumors
     
    また、Force Touchで強めに押して表示できるメニューで、iPhoneやMacのSafariと同様の「リーダー表示」を選択すると、余計なコンテンツを省いて本文が読みやすく表示できます。
     
    Apple Watchの小さい画面で長文を読むのは無理がありそうですが、メールなどに書かれたURLを素早く確認したい時など、便利に活用できそうです。

     
     
    Source:MacRumors
    (hato)

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