Apple Pay Cashの新作CM「私のおごりだよ」「いや、ここは私が」の応酬

Apple Pay Cash 「Dinner」YouTube

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米Appleは現地時間8月7日、Apple Payの個人間送金機能Apple Pay Cashをアピールする新作CMを公開しました。日本でもたまに見かける光景が目に浮かぶような、コミカルな内容となっています。

7月に公開されたシリーズの続編

メッセージのやり取りだけで個人間でお金をやり取りできるApple Pay Cashの新作CM「Dinner」は、7月中旬に公開されたシリーズの続編です。
 
「Dinner’s on me.(ディナーは私のおごりだよ)」とApple Pay Cashで55ドル(約6,100円)が送金されると、即座に返信があります。
 
Apple Pay Cash 「Dinner」YouTube
 
「No, I got it.(いや、ここは私が)」と送り返される55ドル。
 
Apple Pay Cash 「Dinner」YouTube
 
「いや、本当に私が」
 
Apple Pay Cash 「Dinner」YouTube
 
「いやいや、私が」
「いやいやいや」
「いやいやいやいや」
といった感じで、55ドルが猛スピードで行き来します。
 
日本でも喫茶店のレジ前などで時々見かけるようなCMはこちらでご覧ください。
 

米非営利団体、Apple Pay Cashに最高評価

アメリカの非営利消費者団体が発行する雑誌Comsumer Reportsは、個人間モバイル決済サービスを比較した結果として、Apple Pay Cashに最高の評価を下しています
 
Apple Payは他サービスと比べて、決済認証、プライバシーやセキュリティ面が特に高く評価されています。

Apple Pay Cashの利用可能国、今後アメリカ以外にも拡大か

Apple Pay Cashは、2017年12月に公開されたiOS11.2watchOS4.2で利用可能になりましたが、現時点でApple Pay Cashが利用できるのはアメリカに限られています。
 
しかし、2月下旬にはアイルランド、スペイン、ブラジルのiPhoneユーザーにApple Pay Cashの案内が表示されていることから、アメリカ以外でも近いうちに利用可能になると見られます。
 
なお、日本でもApple Pay Cashが利用可能になるかは不明です。
 
ちなみに、ハーバードビジネススクールなどの研究で、Apple Pay Cashなどで細かく割り勘すると「せこい」と思われる、との調査結果も発表されています。

 
 
Source:YouTube/Apple via MacRumors
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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