Apple Pay Cashの新作CM「私のおごりだよ」「いや、ここは私が」の応酬

米Appleは現地時間8月7日、Apple Payの個人間送金機能Apple Pay Cashをアピールする新作CMを公開しました。日本でもたまに見かける光景が目に浮かぶような、コミカルな内容となっています。
7月に公開されたシリーズの続編
メッセージのやり取りだけで個人間でお金をやり取りできるApple Pay Cashの新作CM「Dinner」は、7月中旬に公開されたシリーズの続編です。
「Dinner’s on me.(ディナーは私のおごりだよ)」とApple Pay Cashで55ドル(約6,100円)が送金されると、即座に返信があります。
「No, I got it.(いや、ここは私が)」と送り返される55ドル。
「いや、本当に私が」
「いやいや、私が」
「いやいやいや」
「いやいやいやいや」
といった感じで、55ドルが猛スピードで行き来します。
日本でも喫茶店のレジ前などで時々見かけるようなCMはこちらでご覧ください。
米非営利団体、Apple Pay Cashに最高評価
アメリカの非営利消費者団体が発行する雑誌Comsumer Reportsは、個人間モバイル決済サービスを比較した結果として、Apple Pay Cashに最高の評価を下しています。
Apple Payは他サービスと比べて、決済認証、プライバシーやセキュリティ面が特に高く評価されています。
Apple Pay Cashの利用可能国、今後アメリカ以外にも拡大か
Apple Pay Cashは、2017年12月に公開されたiOS11.2やwatchOS4.2で利用可能になりましたが、現時点でApple Pay Cashが利用できるのはアメリカに限られています。
しかし、2月下旬にはアイルランド、スペイン、ブラジルのiPhoneユーザーにApple Pay Cashの案内が表示されていることから、アメリカ以外でも近いうちに利用可能になると見られます。
なお、日本でもApple Pay Cashが利用可能になるかは不明です。
ちなみに、ハーバードビジネススクールなどの研究で、Apple Pay Cashなどで細かく割り勘すると「せこい」と思われる、との調査結果も発表されています。
Source:YouTube/Apple via MacRumors
(hato)