iOS11.2で個人間送金機能Apple Pay Cashが利用可能に
12月2日に公開されたiOS11.2から、個人間送金機能Apple Pay Cashが利用可能となりました。ただし、現時点でこの機能が利用できるのはアメリカ国内のみです。
Apple Pay Cashがいよいよ利用可能に
Appleは6月に開催した開発者会議(WWDC 17)で、iOS11からApple Pay Cashが利用可能になると発表しました。しかし、9月にiOS11がリリースされた時点では同機能は搭載されておらず、今回のiOS11.2でようやく導入されています。
Apple Pay Cashは、watachOS 4.2を搭載したApple Watchでも利用することができます。ただし現在はアメリカ国内だけの利用となっており、日本を含む海外での展開計画は明らかにされていません。
一部のユーザーはまだ使えないバグが発生中
このApple Pay Cashですが、iOS11.2にアップデートしたユーザーの一部で、「機能が表示されない」という問題が発生しているようです。実は筆者のiPhoneにも、Apple Pay Cash機能が表示されないため、使うことができないままです(筆者はアメリカ在住です)。エラーメッセージが表示されるユーザーも存在しているようです。
本来であれば、iMessageアプリを立ち上げると、一番下のアプリの項目にApple Payが登場します。またWalletにはApple Pay Cashカードが表示されるはずです。
お金のやり取りはiMessage経由で
Apple Pay Cashを利用して個人間送金を行うには、デビットカードまたはクレジットカードの登録が必要です。クレジットカードから送金する場合は、3%の手数料がかかります。お金のやり取りはiMessage経由で行います。
受け取ったお金はいったんApple Pay Cashカードに貯められ、これは別の人への支払いに使うことも、Apple Payでの支払いに当てることもできます。あるいは自分の銀行口座へ移すことも可能です。
Source:9to5Mac,CYDIA Geeks
(lunatic)