tvOS 12、watchOS 5の各ベータ2が公開
Appleは現地時間6月19日、Apple TV向けの次期OSであるtvOS 12、およびApple Watch向け次期OS、watchOS 5の各ベータ2を開発者向けにリリースしました。
tvOS 12ベータ2
tvOS 12では、Apple TV 4Kが「Dolby Atmos」オーディオに対応します。またApple TVの空撮スクリーンセーバーが、国際宇宙ステーションによる宇宙からの美しい地球の映像へと変わります。
また当面米国のみでの機能となりますが、Apple TVがユーザーのブロードバンドネットワークを検出、自動的にサインオンできる「ゼロサインオン」が、今年後半から導入されます。
tvOS 12ベータでは、新機能のほとんどはまだ利用できないと、米メディア9to5Macが報告しています。
watchOS 5ベータ2
ほかのOSのベータ版が、世界開発者会議(WWDC 18)の基調講演後に問題なく公開されたのに対し、 watchOS 5ベータについては一部で不具合が発生、一旦非公開となり、現地時間11日に改めて公開されました。
watchOS 5では、Apple Watchを介したユーザー同士の直接的な音声通話を可能とする「トランシーバー」機能や、友達とワークアウトを競争できる機能、ワークアウトの開始と終了を自動検出する機能が追加され、またApple Watch単体でWebコンテンツが再生できるようになります。
なおベータ2では、トランシーバーアプリに通話する相手を提案する機能、Siriの音量調整バーなどが追加されているようです。
同日、iOS12とmacOS Mojaveのベータ2もそれぞれ公開されています。
Source:9to5Mac(1),(2)
(lunatic)