【WWDC 18】Apple、tvOS 12を発表

tvOS 12

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Appleは世界開発者会議(WWDC 18)において、Apple TVおよびApple TV 4K向けの次期OS、tvOS 12を発表しました。

「Dolby Atmos」オーディオに対応

tvOS 12により、Apple TV 4Kが「Dolby Atmos」オーディオに対応します。これにより、まるで映画館にいるような音響を楽しめるようになります。
 
iTunesではこの秋、Dolby Atmosを採用した映画作品を大量に追加するとしており、これら作品も無料で視聴可能です。AppleはApple TV 4Kが、Dolby VisionとDolby Atmosの両方に対応する唯一のストリーミングプレーヤーになると案内しています。

ゼロサインオンを今年後半より導入

米国においては全米第2位のケーブル会社Charter Communicationsと提携、Apple TVユーザーは今年後半より、Spectrum TVアプリ経由で、同社が提供するオンデマンドプログラムを視聴可能となります。
 
AppleはApple TVにサインインするだけで、動画チャンネルにすぐにアクセスできる「シングルサインオン」を米国で昨年より提供していますが、tvOS 12では認証をさらに簡素化し、今年後半より「ゼロサインオン」を導入すると発表しました。Apple TVがユーザーのブロードバンドネットワークを検出、自動的にサインオンできるというものです。その第一号がCharterとなる見込みです。

空撮スクリーンセーバーが地球の映像に


 
tvOS12では、Apple TVの空撮スクリーンセーバーが新しくなり、国際宇宙ステーションによる宇宙からの美しい地球の映像を見ることができるようになります。Siriリモートの操作で、映像の場所の説明を見ることも可能です。
 
またApple TVリモートが、iPhoneまたはiPadのコントロールセンターに、自動的に追加されます。

 
 
Source:Apple
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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