Apple、「iOS11.4」を開発者向けに予告

iOS11

Apple ClassKit
 
AppleはiOS11.3の正式版を公開するよりも前に、すでにiOS11.4の存在を公開しています。iOS「.4」バージョンが公開されるのは、2015年のiOS8.4以来となります。

Appleの開発者向けページでiOS11.4に言及

Appleは、教育現場向けソフトウェア開発プラットフォーム「ClassKit」について、開発者向けのWebページで以下のように予告しています。
 

iOS11.4で提供されるClassKitフレームワークは、パワフルな新しいiPad用アプリSchoolworkとともに、教師と生徒が宿題や学習の進行度を確認するのを支援します。

iOS11.4の公開は6月初旬か

iOSは通常、6月の世界開発者会議(WWDC)で次期バージョンが開発者向けに発表されます。今年のWWDC 18ではiOS12が公開されると考えられます。
 
iOSの一般ユーザー向け正式版は毎年9月に「iOS10」から「iOS11」のようなメジャーアップデートが公開されます。
 
その後は「iOS11.1」(2017年10月末に公開)→「iOS11.2」(2017年12月初めに公開)→「iOS11.3」(2018年3月下旬公開見込み)のように、バグ対応を中心とした小規模なアップデートを挟みながらアップデートされ、次のメジャーアップデートまで大幅なアップデートはされないのが一般的です。
 
例外が、2015年6月にApple Musicの提供開始にあわせて公開された「iOS8.4」でした。
 
iOS8.4の公開時期から推測して、iOS11.4は2018年6月初旬、WWDC 18の開始と近い時期に公開されるのではないかと考えられます。

公開間近とみられるiOS11.3

iOS11は、本稿執筆時点では開発者向けのiOS11.3ベータ6が公開されており、近日中に一般ユーザー向けに公開されると見込まれます。
 
AppleはiOS11.3について、設定アプリからバッテリーの劣化状態を簡単に確認できるほか、iPhone Xで使えるアニ文字が4種類増え、拡張現実(AR)対応アプリ開発環境のARKitがARKit1.5にアップデートされることなどを予告しています。
 
また、先日発見されて話題となったSiriがロック中のiOS端末に届いた非表示のメッセージを読み上げてしまう不具合について、Appleは近日中のアップデートで修正することを約束しています。

 
 
Source:MacRumors, Apple
(hato)

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