Apple、iOS11.3ベータ6を開発者向けに公開
Appleが現地時間3月16日、開発者向けにiOS11.3ベータ6をリリースしました。前回のベータ5の公開からわずか4日での公開となります。
さまざまな新機能が追加されるiOS11.3
Appleがすでに予告しているように、メジャーアップデートとなるiOS11.3では、設定アプリの「バッテリー」メニューから、バッテリーの劣化状態が確認できるようになります。
バッテリーが劣化していた場合、予期せぬシャットダウンを防ぐためにパフォーマンスが抑制されていることが判明していますが、この制御機能をオフにすることも可能です。
また複数のAppleデバイス間でメッセージを同期して保管スペースを節約できる「Messages in iCloud」機能、企業とユーザーを直接つなぐ「ビジネスチャット」、緊急通報先にユーザーの正確な位置情報を知らせる「Advanced Mobile Location(AML)」機能が追加されます。
さらに拡張現実(AR)対応アプリ開発環境ARKitがARKit 1.5へと進化し、「ニュース」アプリでは最新ニュース映像が表示されます。
iPhone X向けとしては、アニ文字が新たに4種類追加され、合計16種類となります。
正式リリースが間近に迫る
AppleはiOS11.3の正式リリースは今春と予告しています。春の始まりとされる春分の日が3月20日(日本では21日)であること、またベータ版公開の間隔が狭まっていることから、正式リリースは間近に迫っていると見てよさそうです。
Source:MacRumors
Photo:Pixabay
(lunatic)