Exynos 8910搭載「Galaxy S9+」のベンチマークスコアも登場
いよいよ発表まで残り数日となった、Samsungの新フラッグシップモデル「Galaxy S9/S9+」シリーズですが、正式発表前にもかかわらず、Galaxy S9+のベンチマークスコアがGeekbenchに登場しています。先日はGalaxy S9のスコアが登場したばかりです。
Galaxy S8+から大幅躍進
今回ベンチマークサイトGeekbenchに登場したのは、「Samsung SM-G965F」という名称の端末です。搭載マザーボードが「Universal 9810」とされていることから、Samsungが搭載予定のExynos 9810を搭載した端末(アメリカや中国など一部地域でのみSnapdragon 845搭載)である可能性が高く、Galaxy S9+のベンチマークスコアを表したものとする見方が一般的です。
気になる数値は、シングルコアが3,773、マルチコアが9,024となっています。2017年に発売されたGalaxy S8+が、シングルコア2,159、マルチコア7,235であることを思うと、大幅なパフォーマンスの躍進が見て取れます。なお、Galaxy S9と思わしき「Samsung SM-G960F」のスコアはすでに公開されています。
モデル | シングルコア | マルチコア |
---|---|---|
Galaxy S9 | 3,648 | 8,894 |
Galaxy S8 | 1,950 | 6,400 |
Galaxy S9+ | 3,773 | 9,024 |
Galaxy S8+ | 2,159 | 7,235 |
もっとも、負荷の高い演算を行うマルチコアで、iPhone8 Plusが10,472、iPhone8が10,170というスコアをGeekbenchで叩き出していることを思えば、Galaxy S9シリーズがiPhoneシリーズを大きく引き離すということは難しそうです(ただし、別のベンチマークテストであるAntutuでは、iPhone Xの226,058を超える、265,267という数値がSnapdragon 845搭載のGalaxy S9+とされる端末で出ています)。
Source:GSMArena
(kihachi)