プロがiPhone Xで4K動画を撮影するとどうなるのか~20万超の一眼にも匹敵
iPhoneと言えばカメラ性能の高さに定評がありますが、数あるiPhoneモデルの中でも最高峰に位置するiPhone Xは、一体4K動画撮影において、どのような表現力を持つのでしょうか。
もはや芸術的な映像の域に
iPhone Xは搭載されているデュアルカメラの両レンズ(広角レンズ+望遠レンズ)の両方に、光学手ブレ補正(OIS)機能が搭載されています。両レンズにOISが搭載されているのはiPhone Xのみで、同時発表となったiPhone8 Plusのデュアルカメラは広角レンズ側にしか存在しません。
そんなカメラの性能に定評があるiPhoneの中でも、最も高性能のiPhone Xを駆使して、フランスのパリで働くパティシエをフィーチャーした4K動画が公開されています。
これがスマートフォンで撮られたものだとは信じられませんが、60fps(1秒間の動画に60枚のコマ数)の撮影ができる4K動画モード、そして高度な性能を誇るA11 Bionicチップとイメージセンサーで、ここまでの映像に仕上げられるということなのでしょう。
20万円以上する一眼カメラといい勝負
そうは言っても、実際の高級カメラと比較すれば、大したことないんでしょ?という疑問も持つユーザーのために、YouTubeには比較動画が存在します。
片方は「Panasonic GH5」で20万円以上する一眼カメラ、もう片方は11万2,800円のiPhone Xです。
ズームした場合の詳細さなどではGH5の性能が光りますが、パッと見た感覚ではiPhone Xも全くヒケをとりません。それどころか、静止画によっては、iPhoneの方が明確に表現できていることもあります。
なお、iPhone Xが発売される前に、iPhone8 Plusで撮影された4K動画も公開されています。こちらもまるで映画のワンシーンと勘違いするような、美しい仕上がりとなっています。
Source:PhoneArena
(kihachi)