iPhone8 Plusの4K動画モードは、まるで映画を撮っているかのよう
4K動画が撮影可能となったのはiPhone6sシリーズからですが、iPhone8 Plusの進化したカメラは、もはや自身が映画を撮影しているかのような錯覚に陥るレベルです。イタリアのプロ撮影家が、カリフォルニアでiPhone8 Plusを用いて撮影した4K動画を公開しています。
iPhone8 Plusの撮影性能を引き出す!
YouTubeで動画を公開したのは、イタリア人の撮影家であるマッテオ・ベルトリ氏です。プロがiPhone8 Plusを使って動画を撮影すると、一体どのくらいのクオリティの動画が仕上がるかというのがよく分かる内容になっています。
撮影には動画撮影アプリのFilmic Proを使い、加工にはDaVinci Resolve 14、いくつかのシーンは三脚型のカメラスライダーを用いたそうです。ただし、Filmic Proについては、撮影時点ではiOS11に完全には対応していなかったようです。
薄暗い場所で撮影しても、空の青さが際立ちます。
まるで、その場にいるかのような、空気の温かみが画面越しに伝わってきます。
夕暮れ時の撮影もバッチリ。
さすがに夜景ともなると、多少はノイズが目立ちますが、まったく違和感はありません。
ベルトリ氏は「iPhone8 Plusはセンサーが向上したと聞いていたが本当だった」とし、iPhoneがこれだけの色彩を再現(とくに緑)することに感銘を受けたと話しています。ダイナミックレンジの迫力も相まって、今までのiPhoneで最もいい、と同氏は評価しています。
ちなみに、iPhone8 Plusの4K動画でも圧倒されてしまいますが、iPhone Xは望遠レンズ側にも光学手ブレ補正機能(OIS)が搭載されているため、ズームでも手ブレを起こすことがありません。また、望遠レンズのF値が2.4と、iPhone8 PlusのF値2.8よりも集光能力が高くなっており、暗い場所でもより鮮明な撮影が可能です。
Source:YouTube
(kihachi)