HomePodは特殊な「音」でiPhoneと接続!iOS11ベータから判明

HomePod セットアップ

HomePod セットアップ
 
Appleが発売予定のスマートスピーカーHomePodは、特殊な音をiPhoneに聴かせることで簡単に接続できる仕様であることが、最新のiOS11ベータを解析した開発者によって明らかとなりました。

HomePodは特殊な音で近くのiPhoneと接続

開発者のギルヘルム・ランボー氏が、iOS11の開発者向けベータの最新版から、HomePodは特殊な音を発してiPhoneと接続しセットアップ可能であることを発見し、Twitterで情報を公開しました。失敗した場合は、パスコードを手入力する方法もとれるそうです。
 
なお、HomePodはSiriが読み上げる4桁のパスコードをiPhoneで入力する方法でもセットアップが可能です。
 

 
このセットアップ方法は、Apple Watchの画面に表示されたパターンをiPhoneのカメラで読み取る方式とよく似ています。
 
ランボー氏が8月にHomePodのセットアップ画面の動画を公開した際は、HomePodにはAirPodsのW1チップのようなハードウェアがないのに、近くにあるiPhoneをどう認識するのか疑問が残っていましたが、特殊な音で認識させる手法であると分かりました。
 
同氏は、7月末に公開されたHomePodのファームウェアから、iPhone8に関する情報を数多く発見しています。

12月に米英豪で発売予定のHomePod

HomePodは、6月のWWDC 17で発表されたスピーカー端末で、12月にアメリカ、イギリス、オーストラリアの3カ国で発売される予定です。
 
アメリカでの販売価格は349ドル(約39,000円)と予告されていますが、日本など他の地域での発売予定については発表されていません。
 
なお、HomePodの組み立てを担当する台湾のサプライヤー、Inventec Appliancesの業績発表から、発売当初の出荷数は50万台程度とごく少数にとどまるとみられています。

 
 
Source:AppleInsider
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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